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寿楽苑日記

ひばり野苑で、「男はつらいよ 寅次郎恋やつれ」上映会

令和6年4月25日(木)午後2時から、ひばり野苑ユニット広場で「男はつらいよ 寅次郎恋やつれ」上映会を開催しました。

昭和49年封切で、渥美清、吉永小百合、高田敏江、松村達雄、笠智衆、倍賞千恵子、中村はやと、前田吟、太宰久雄他出演。

ある温泉旅館で働いていた寅は、夫が蒸発している働き者の絹代という人妻と、所帯を持とうと決めた、ところが。

山陰の城下町津和野で、寅はなつかしい歌子と再会した。

歌子は、父の反対を押し切って陶芸家の青年と結婚したのだが、その夫が突然の病気で亡くなり、夫の実家の町で働いていた。

歌子が柴又を訪ねたのは、それから十数日後のこと。

再出発をする決意ができたと語る歌子は、とらやの2階に住むことに。

そこで、寅は歌子を励まし喜ばせようと、大奪闘をする。

歌子にとって一番の気懸りは、喧嘩別れしたままの父・修吉のこと。

寅は、修吉の家を訪ね、歌子のかわりに言いたい放題言って、とらやへ戻って来た。 そのことを知り、皆があおくなっているところへ、修吉が顔を出したのだ。

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寿楽苑へも、移動スーパー「とくし丸」がやって来た

令和6年4月25日(木)午前10時過ぎ、寿楽苑へ移動スーパー「とくし丸」がやって来ました。

「とくし丸」喜楽苑へは、これまで2回訪問しましたが、寿楽苑へは初めてのこと。

今日は、ひばり野苑へ入居している方などが、「とくし丸」で買い物です。

「味付きノリ、ある。あったら、2個欲しいがいけど」

ところが、あったのは1個だけ。

「なら、1個でいいちゃ。これ、好きなが」

「うまそうなもん、そろとるね」

「これ、何け」

聞いて品を手に取り、選んでカゴの中へと。

入居者様、久しぶりに楽しい買い物で、時間はあっという間に経ったようです

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デイサービス通路に、鶴と亀の壁飾り

令和6年4月24日(水)デイサービス通路に、鶴と亀の壁飾りが展示されています。

利用者様の協力を得ながら、こつこつと2か月余りかけて作った、とても手の込んだものです。

紙を丸めて1個ずつ貼った「寿」という字を中心に、鶴と亀がまるで天を舞うようにして。

鶴は千年、亀は万年。壁飾りに、利用者様の福寿、長寿の願いを込めて作りました。

利用者様は、出来上がった壁飾りを見ながら。

「私ら手伝ったが、こんながになったがいね」

「いいがに出来たもん。どっかへ持ってったら、買うてくれるかも知れんよ」

「でも、汗と苦労が染みついとるから、もったいなて、手放せんちゃ」

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喜楽苑入居者様、移動スーパー「とくし丸」で買い物

令和6年4月18日(木)午前10時過ぎ、喜楽苑へ2回目になる移動スーパー「とくし丸」がやって来ました。

入居者様が、指折り数えて待っていた移動スーパーです。

入居者様、並べられた品物を手に取って。

「これ、日持ちしよか」

「裏側に書いてあるはずやよ。ほら、大丈夫やわ」

「でかいと買われたぜ」

「うん。これ、食べたかったが」

この日、移動スーパーのことを知ったご家族が、入居者様と一緒に買い物を。

お二人で相談しながら、品物を選んでカゴの中へと入れていきます。

レジには行列ができ、並びながら賑やかなおしゃべりが。

「目移りしたけど、これ、おいそうやったから買うたが」

「新鮮やし、いいがあったもんね」

「品数あるから、どれにしよか迷ってしまうわ」

「買い物しとったら、あっという間に時間経つし、やっぱり楽しいね」

「大事に、抱えていってくださいね」と店員さん。

入居者様、まるで宝物でも持つようにして、部屋の方へと戻っていきました。

そして、広場では買ったお寿司を、おいしそうに召し上がる入居者様の姿も、

移動スーパーを楽しみにしている入居者様、徐々に増えているようです。

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入居者様のご家族から、イチゴが寄贈

令和6年4月17日(水)舟見寿楽苑に入居されている、水島きくゑ様のご家族が、「食べさせてあげたい」とイチゴを届けてくださいました。

イチゴは、入善町にある(有)アグリゴールド八木で作られたもので、「紅ほっぺ」「よつぼし」「かおり野」の3種類です。

1箱には4パック入っており、それが5箱なので、パック数は計20個になります。

数が多かったので、他の入居者様へもおすそ分けを。

「わぁ。おいしそう」

「真っ赤で、大きな粒やね」

なかには、イチゴをプリンの上に載せ、一緒に食べ始めた入居者様も。

「こいがにして食べると、もっとおいしいわ」

「もう、イチゴの時期になったがや」

「もったいなて、一口では食べられんもん」

「おいしいが食べると、笑顔になるがって、どうしてやろね」

イチゴは、春の味とともに、笑顔も一緒に運んできてくれたようです。

水島様、たくさんのおいしいイチゴ、ありがとうございました。

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喜楽苑の入居者様が、春祭り見物

令和6年4月13日(土)舟見地区で春祭りが行われ、喜楽苑の入居者様が、見物に出かけました。

見物に出たのは、舟見地区等にお住まいだった入居者様で、場所は喜楽苑のすぐ近く。

笛と太鼓の音が近づいてくると、入居者様が思い出したのか「これ、まっつりの笛やね」。

青年団による祭りの花目録奏上の後、子天狗4人の踊りが始まると、入居者様は目を細めるようにして、じっと見ています。

そして、祭りを見ていた入居者様ところへ近づいて来た男性が、「元気で、やっとる」と声をかけてきたのです。

入居者様が「元気でね」というと、「あんたもね」と、互いに笑顔。

入居者様のご子息が祭りの役員で、顔を見かけて声をかけてくださったらしく、ほのぼのとしたやりとりに、思わずこちらまで笑顔になりました。

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喜楽苑入居者様が花見

令和6年4月7日に喜楽苑駐車場の桜が満開になり、入居者様が花見に出かけました。

「見られ。今年も、きれいに咲いたね」

「待っとった春、やっと来たわ」

そして、4月10日と11日の2日間、ドライブで花見に。

4月10日は、午前10時に出発し、入善の運動公園をぐるりと一周です。

4月11日は、10時30分と12時の2回に分け、入居者様が交代でドライブに出かけました。

明日の宝福寺では、2か月ほどの赤ちゃんを見かけ声をかけます。

「かわいいね。この子、なんて名前け」

「元気で、大きくなられ」

そして、境内の大きな桜の木を眺めながら。

「わぁ、すごいね」

「この桜、でかいし、年代ものやよ」

また、墓ノ木の桜並木を見て、楽しそうに「きれいやわ。また、来年も来たいね」と。

午後のグループは、運動公園の枝垂れ桜を見て。

「こいとこに、こんな桜あったがや。知らなんだ」

「なんて、きれいながいろ」

「あの建物、何け」と指さしたのは、新しい入善町役場です。

「立派なが、できたね」

「あこ、うちの息子作っとったがいぜ」

また、「あれは、何やろ」と指さしたのが、ワクワクドーム。

「入善も、ハイカラになったね」と言いながらの帰り道、窓からの立山連峰が、それはきれいに目へ飛び込んできます。

「私ら、いいとこに、住んどらいね」

「そや、そや」

車の中でも、話が尽きません。

喜楽苑駐車場、明日の報福寺、墓ノ木、運動公園などでの花見を楽しみ、桜が開花してから笑顔が途切れない、喜楽苑の入居者様でした。

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喜楽苑で、「男はつらいよ 寅次郎恋やつれ」上映会

令和6年4月5日(金)午後1時30分から、喜楽苑ひまわり広場で「男はつらいよ 寅次郎恋やつれ」上映会を開催しました。

昭和49年封切で、渥美清、吉永小百合、高田敏江、松村達雄、笠智衆、倍賞千恵子、中村はやと、前田吟、太宰久雄他出演です。

ある温泉旅館で働いていた寅は、夫が蒸発している働き者の絹代という人妻と、所帯を持とうと決心した、しかし。

山陰の城下町・津和野で、寅はなつかしい歌子と再会。

歌子は、父の反対を押し切り陶芸家の青年と結婚したのだが、夫が突然の病気で亡くなり、夫の実家のある町で働いていた。

歌子が柴又を訪ねたのは、それから十数日後。

再出発をする決意ができた、と語る歌子は、とらやの2階に住むことになり、寅は、歌子を励まし歓ばせるため大奪闘をする。

歌子にとって一番の気懸りは、喧嘩別れしたままの父・修吉のこと。寅は、修吉を訪ね、歌子のかわりに言いたい放題を言って帰って来た。

そのことを知り、皆があおくなっているところへ、修吉が。

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ひばり野苑で、「独眼竜政宗」上映会

令和6年4月4日(木)午後2時からら、ひばり野苑ユニット広場で「独眼竜政宗」上映会を行いました。

昭和34年封切りで、中村錦之助、月形龍之助、岡田英次、宇佐見淳也、浪花千栄子、大河内傳次郎、佐久間良子、山形勲、加賀邦男他が出演です。

戦国時代、奥州・陸奥の伊達政宗は、戦乱の世を知と力で生き抜いていた。

その政宗に脅威を感じた豊臣秀吉は、何かにつけ陸奥へ揺さぶりをかけてくる。

政宗に、豊臣家と対立する北条家とつながりを持つ田村家から縁組の申し入れがあり、愛姫の清らかな美しさに心打たれたが、政略結婚は嫌だと断ってしまう。

一方、秀吉は陸奥に刺客を送って政宗の暗殺を謀ったのだが、政宗は右目を失いながらも一命を取り留める。

秀吉軍が北条討伐のため小田原に向かったとの知らせを受け、政宗は自ら軍を率いて秀吉軍に合流することを決意した。

しかし、伊達領に攻め込んできた北条の畠山軍に、父の輝宗を人質にとられてしまう。

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喜楽苑へ、移動スーパー「とくし丸」がやって来た

令和6年4月4日(木)午前10時過ぎ、喜楽苑の玄関前に、移動スーパー「とくし丸」がやって来ました。

職員が、移動スーパー「とくし丸」を経営している会社に連絡をして、毎月2回の訪問が実現することになった、第1回目です。

「とくし丸」がやって来ると、待ち構えていた入居者様などが、商品を選んでいきます。

「食べたい物ばっかりで、どれ買おうか目移りするわ」

「あっ。私、これ欲しかったが。これひとつもらお」

「買いもん、久しぶりやし、楽しいわ」

「今度、いつ来てくれるが。そうけ、第1木曜と第3木曜ながけ、覚えとこ」

どの入居者様も、買った品物を抱え、笑顔で居室へ戻っていきました。