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寿楽苑日記

喜楽苑で BAR KAZU 開店

令和6年8月12日(月)午後2時から、喜楽苑のコミュニティールームでBAR KAZU を開店しました。

入居者様に、東北地方などの花火を、大きなスクリーンで楽しんでから、BARの雰囲気を楽しんでいただきたいと、企画したものです。

マスターが準備したのは、BAR らしく、ノンアルコールビールや各種ドリンク。

下戸の入居者様用として、ジュースです。

お菓子ではなく、アルコールのつまみ用として、うまか棒をいただきます。

「ビールとジュースがありますけど、どれがいいですか」

「さ、ビールに決まっとるわ」

「私、甘いが好きやからジュースもらえる」

この日、満93歳の誕生日を迎えた入居者様へ、参加者全員でハッピーバースディの歌を一緒に歌いました。

そして、BARによく似合う、シャンソン歌手が登場。

サントワマミー、ろくでなしなどの歌を、しっとりと歌いあげます。

また、会場の入居者様からのリクエストを受け、スイートメモリー、つぐない、無縁坂、青いサンゴ礁など日本の曲も。

そして、よく当たると評判の占いの館も開店。

悩み事など、生年月日から占って答えていました。

いつもとは違って、薄暗い中でのBAR。

入居者様は、「花火きれいやったし、ビールおいしかったわ」。

「もろた、つまみも、おいしかったよ」

「歌も聞かせてもろたし、いい経験やった」

「また、こいお酒のがも、やってね」

またまた、入居者様から、次回開催のリクエストでした。

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1階広場で、「鬼平犯科帳 引き込み女」上映会

令和6年8月12日(月)午前10時から、1階広場で「鬼平犯科帳 引き込み女」上映会を開催しました。

平成2年2月7日放送で、中村吉右衛門、高沢順子、下塚諒、林彰太郎、多岐川裕美他出演です。

磯部の万吉が、江戸に戻ってきた。

ひとりばたらきの盗賊で、確かな腕を買われ、あちこちの盗賊から助っ人を頼まれていた。

ある日、万吉の行方を追っていた密偵のおまさは、かつて妹のようにかわいがっていたお元と再会する。

ふたりは昔、乙畑の源八の配下として引き込みをつとめていたのだ。

おまさがあとをつけると、お元は菱屋に入っていった。

万吉と盗みばたらきをするため引き込みに入っているのでは、と感じたおまさは、平蔵に報告。

平蔵は、すぐさま菱屋に見張り所を設けさせた。

一方、おまさは、物思いに沈んでいたお元のことが気になっていた。

実は、菱屋の主人佐兵衛と男女の仲になっており、かけおちを迫られていたのだ。

そんなとき、平蔵のもとに大盗駒止の喜太郎一味が現れたとの報が入った。

平蔵は、喜太郎と万吉、そしてお元がつながっているのではと。

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喜楽苑で、「そして歌は誕生した」「美空ひばり」ビデオ上映会

令和6年8月10日(土)午後1時20分から、喜楽苑ひまわり広場で「そして歌は誕生した」「美空ひばり」のビデオ上映会を開催しました。

そして歌は誕生した~名曲のかげに秘められた物語~第2集。

平成8年から、NHK総合テレビ土曜特集で放送された3曲です。

「舟唄」

歌 :八代 亜紀

作詞:阿久 悠

作曲:浜  圭介

「神田川」

歌 :南 こうせつ

作詞:喜多條 忠

作曲:南 こうせつ

「岸壁の母」

歌 :二葉 百合子

作詞:藤田 まこと

作曲:平川 浪竜

続いて、美空ひばりビデオ大全集第一巻「悲しき口笛」。

昭和51年~63年。中野サンプラザホール、日本武道館、帝国劇場、東京ドームでのライブ映像です。

・悲しき口笛、東京キッド、私は街の子、ひばりの花売り娘

・越後獅子の唄、素敵なランデブー、あの丘越えて、悲しい酒

・お祭りマンボ、お前に惚れた、恋女房、津軽のふるさと

・リンゴ追分、終わりなき旅、みだれ髪、人生一路

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入居者様のご家族から、入善ジャンボ西瓜が寄贈

令和6年8月9日(金)入居者様のご家族吉野正治様から、舟見寿楽苑の皆さんで召し上がってくださいと、入善ジャンボ西瓜が2個寄贈されました。

ラグビーボールのような形をした、横長の大きな西瓜。

入善町の特産品でもある入善ジャンボ西瓜は、形や大きさもさることながら、甘くておいしいと評判のスイカです。

稲わらで編んだ桟俵(さんだわら)をスイカの上と下に置き、傷がついたりしないようにと、スイカを挟んだ特徴のある外見が目を引きます。

ご寄贈いただいた入善ジャンボ西瓜は、食事の際などに分けて召し上がっていただく予定です。

吉野様、お心のこもった入善ジャンボ西瓜、ありがとうございました。

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1階広場で、夏祭り

令和6年8月7日(水)午後2時から、1階広場で夏祭りを開催しました。

ゲーム等のゲームコーナーは、金魚すくい、輪投げ、ボウリングの3か所です。

また、飲食コーナーでは、たこ焼き、お好み焼き、焼きそば、かき氷、ジュース、ノンアルコールビールなどを準備。

職員代表による開会あいさつに続き、早速ゲームコーナーがオープンし、この日の目玉は、流しそうめんと本物のスイカ割りを楽しめます。

金魚すくいコーナー

「金魚と、黄色いあひるすくうがやと」

「あひるでかいから、すくいやすていいわ」

「すくった金魚とあひる、もらえるがいって」

「なら、頑張らんと」

輪投げコーナー

「もっと、近づいていい」

「でかい輪やけど、なかなか入らんね」

「一番奥にいいもんあるから、狙ったるわ」

「入りゃ、いいがいけどね」

ボウリングコーナー

「慌てんと、やった方がいいがみたいや」

「ほら、あたったねか」

「力入れすぎん方が、あたるかも知れんよ」

「あーぁ。弱すぎても、ダメやった」

飲食コーナーでは、流しそうめんからスタート。

「流れるが、ちゃんと取られるかな」

「あっ。落ちたわ」

「上から流れて来るが、見とらんと」

「箸の使い方、へたながあかされてしもたわ」

「まさか、ここで流しそうめん食べられるとは、思とらなんだ」

「冷たて、おいしい、そうめんやね」

「よばれても、いいが」

「焼きそば、あるがいって」

「私、かき氷」

「メロンとイチゴなら、イチゴの方もらうわ」

「うん。味は、最高や」

「私お酒飲まんから、ジュースいただこ」

「今日は、ほんとの、祭りと一緒や」

「昔行った夏祭り、思い出すね」

そして、いよいよスイカ割りが始まります。

「でっかい、スイカやね」

「順番に、一人ずつたたくがいって」

「まく、あたろか」

「よっしゃ。はずれたけど」

「すぐそこにあるがに、当たらんもんや」

「今度こそ、当てたるわ」

棒が、見事スイカに当たると、「わぁ」と歓声が上がります。

割ったスイカは、切り分けてから全員でいただきました。

この日は、お腹がいっぱい、笑顔もいっぱいの夏祭りになったようです。

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ひばり野苑で、「花笠若衆」上映会

令和6年8月8日(木)午後2時から、ひばり野苑ユニット広場で「花笠若衆」上映会を開催しました。

昭和33年封切り、美空ひばり、大川橋蔵、大河内傳次郎、堺俊二、沢田清、飯島与志夫、明石潮、香川良介、桜町弘子他出演です。

江戸界隈で、向こう見ずの喧嘩好きだと知れ渡っているのが、江戸屋吉三。

その江戸屋吉三、元をただせば但馬の国扇山五万三千石、牧野家の雪姫である。

ところが、双子で生まれたために城を追われ、侠客江戸屋吉兵衛に男の子として育てられていた。

扇山城では、世継ぎとなる妹の千代姫が暮らしている。

しかし、悪家老の陰謀で城主の父内膳正と共に、窮地に追い込まれていた。

千代姫の許婚で剣の達人神月又之丞が、お家の危機を救うため、吉三を訪ねてきた。

だが、簡単にうんと首を縦に振って、大名のお姫様になるような吉三ではない。

悪家老一味は、自分の娘を雪姫だと偽って、城へと乗り込んで来た。

内膳正と千代姫の一大事を耳にした又之丞と吉三は、急いで扇山へと向かう。

一味の目を欺くため、女に戻って旅を続けた吉三は、又之丞に淡い恋心を。

それもつかの間、二人は扇山城で悪家老一味と刃を交えることに。

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舟見寿楽苑へ、移動スーパー「とくし丸」

令和6年8月8日(木)午前10時20分頃、舟見寿楽苑へ移動スーパー「とくし丸」がやって来ました。

舟見寿楽苑とひばり野苑の入居者様が、予定時前からロビーで待機です。

「まだ、来んね」

「今日は、何買おうかな」

聞き覚えのある歌がスピーカーから聞こえてくると、入居者様は正面玄関へ移動。

「甘いもん、どこにあるが」

「甘いもんやったら、何でもいいよ」

「あんぱんと、甘納豆」

「パックになったプリンも、欲しいが」

「おやつ用の袋入りお菓子、これ1つ」

「この前買うたゼリー、おいしかったから、またもらお」

買い物カゴには、選んだ品物が次々に入れられていきます。

お金を支払うと、買い物は終了。

「ここでの買い物、楽しみなが」

「次も、また買い物したいから、教えてね」

買った物の入った袋を大事そうに抱え、入居者様は部屋の方へ戻っていきました。

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1階広場で、「鬼平犯科帳 用心棒」上映会

令和6年8月6日(火)午前10時から、1階広場で「鬼平犯科帳 用心棒」上映会を開催しました。

平成2年1月24日放送で、中村吉右衛門、ジョニー大倉、森口瑤子、佐藤仁哉、多岐川裕美他出演です。

3年越しで盗賊馬越の仁兵衛の盗人宿をつきとめた平蔵は、筆頭与力佐嶋忠介らを向かわせるが、取り逃がしてしまう。

張り込みをしていた木村忠吾が、とっさに連絡係に使ったそば屋の由三が、博打仲間を助けるため一味に漏らしてしまったのだ。

江戸の治安は乱れ、裕福な商家は先を争って用心棒を抱えていた。

ひげの浪人高木軍兵衛は、深川の佐野倉の用心棒。

今日も豪快にすごみ、ごろつきを追い払った。だが、この男、実は剣術が大の苦手。

そのことを手代の文六に知られ、佐野倉の金蔵の鍵を持ち出すよう脅されてしまう。

文六は、仁兵衛の部下で、引き込み役として佐野倉に入り込んでいた。

奉公人のおたみは、軍兵衛が鍵を渡すところを目撃してしまう。

事情を知ったおたみは軍兵衛を説得し、すご腕の浪人木村平九郎に助けを求めた。それは平蔵の忍びの姿だった。

そして、軍兵衛と平蔵は、二人きりで馬越の伝兵衛一味と対決することに。

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喜楽苑で、夏祭り

令和6年8月5日(月)午後1時30分から、喜楽苑で、夏祭りを開催しました。

喜楽苑、全館上げての夏祭りです。

入居者様は、口紅、頬紅、髪飾りなどで、少々おめかしを。

コミュニティールームは、盆踊り会場。

中央通路は、コンサート会場。

ひまわり広場は、魚つりと輪投げのゲーム会場。

コスモス広場は、たこ焼き、ジュース、ノンアルコールビールなどを準備の、居酒屋喜楽。

そして、たんぽぽ広場は、アイス、白玉団子、スイカ、メロンなどを提供の、喫茶喜楽。

まず、コンサート会場で三味線ショーが始まります。

生の三味線に合わせての歌などが披露。

コキリコ節、黒田節。

そして、越中舟見小唄では、踊りも。

佐渡おけさ、花笠音頭、ソーラン節。

お待たせしました。越中おわら節でも、歌声と三味の音に合わせての踊りが披露。

秋田おばこ、りんご節、南部俵積み歌と続きました。

「いい三味線、聞かせてもろた」

「踊りも、いかったよ」

そして、ゲームコーナー、居酒屋喜楽、喫茶喜楽が開店。

輪投げでは、輪が入ると、お菓子などをいただけます。

魚つりは、プールの底に見える魚を釣り上げます。

「あのタイ、釣りたいがやけど」

「あらっ。タコ、引っかかってきたわ」

居酒屋喜楽では、ノンアルコールビールが大好評。

「えっ。ビールもらえるが」

「なら、私にもビール1杯」

「出来たてのたこ焼きも、おいしいよ」

喫茶喜楽は、アイスと白玉団子が大人気です。

「アイス、冷たておいしいわ」

「あんこの入った白玉団子、ここにあると思わなんだ」

「このスイカも、熟しとるから甘いね」

そして、コミュニティルームで、賑やかに盆踊りが始まります。

赤いやぐらの周囲を、ぐるっと囲んでの踊りです。

車イスの入居者様も、職員と一緒に輪の中へ。

「やらそい はらそい」の、元気な掛け声が会場に響いていました。

アトラクションの締めは、喜楽苑の歌姫が登場。

祭り、祝い酒、じょんがら女節、糸。

いのちの歌、高校3年生、真っ赤な太陽。

お祭りマンボ、上を向いて歩こう。

「歌聞いとったら、元気になってくる気するわ」

「知っとる歌ばっかり、やったからやぜ」

「今日は、いろいろ楽しめて本当にいい祭りやったね」

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喜楽苑で、「男はつらいよ 寅次郎夕焼け小焼け」上映会

令和6年8月3日(土)午後1時20分から、喜楽苑ひまわり広場で「男はつらいよ 寅次郎夕焼け小焼け」上映会を開催しました。

   

昭和51年封切り渥美、清、太地喜和子、倍賞千恵子、下條正巳、三崎千恵子、前田吟、太宰久雄、宇野重吉、桜井センリ、岡田嘉子他出演です。

とらやへ、久々に帰って来た寅次郎だが、満男の小学校入学祝いの席上、ケンカをして家を飛び出す。

焼き鳥屋で飲んでいると、老人が無銭飲食を店員にとがめられるのを見た。

寅次郎は、かわいそうに思って支払いを肩代わりし家につれて帰る。

とらやに一晩泊まり、宿屋と間違えた老人は、おいちゃんたちに横柄な態度を取りひんしゅくを買う。

寅次郎に説教された老人は、「おわびだ」と言って筆で書いたものを渡した。

老人に「持ってけば、いくらかになる」と指定された古本屋へ出かけ、店の主人に見てもらったところ、「7万円で譲って欲しい」と言われ、腰を抜かす。

実はその老人、日本画壇を代表する画伯だったのだ。

間もなく旅に出た寅次郎は、播州で画伯と再会。

そこで、ぼたんという芸者に出会った。

後日、上京してとらやを訪れたぼたんは、ある男に200万円を騙し取られたことを寅次郎に告白する。

そこで、義侠心に燃えた寅次郎は。