令和5年6月2日(金)午後1時15分から、喜楽苑ひまわり広場で「花笠道中」上映会を開催しました。
昭和37年封切り、美空ひばり、里見浩太朗、近衛十四郎、花房錦一西崎みち子、久我恵子他出演です。
江戸は両国の盛り場、矢場の娘お君と、素浪人緋鯉の寛太は、いい仲。
その寛太が、突然姿を消したのだ。
寛太の行く先を知ったお君は、新太と金次をつれて旅に出る。
小田原で寛太と会った新太に、寛太が打ち明けた話が、浜松七万石のお家騒動に捲きこまれたというのだ。
藩主が病死して起った後継ぎ問題だけど、長男は行方知れず、次男は幽閉の身、三男は幼少。
家老の松江は、長男を藩主と主張したが、次男の後見として藩乗っとりを画策する飯田左京は、次男を推した。
寛太と新太は浜松城へと急いだが、途中襲われたところを、ある浪人に救われた。
浜松城では、竹千代と並んだ左京を上座にし、祝宴がたけなわである。
座が進み、お京太夫一座の踊りが最高潮に達した時、そこへ現れたのは新太と若様姿の寛太だった。