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令和4年6月7日(火)、ショートステイで「新男はつらいよ」上映会を開催しました。
昭和45年封切、渥美清、栗原小巻、財津一郎、浜村純、佐山俊二、太宰久雄、笠智衆、倍賞千恵子他出演です。
名古屋の競馬で大穴を当てた、寅さんが、久しぶりに生まれ故郷の柴又へ帰って来た。
柴又では、寅さんのおいちゃん夫婦、妹さくら、その夫博らが寅さんの噂に花を咲かせていた。
寅さんは、競馬でとった百万円を見せびらかして大得意。
日頃の恩返しで、おいちゃん夫婦を、ハワイ旅行に行かせるのだと大はりきり。
弟分で、今、旅行社に勤める登に、準備万端整わせた寅さん。
日一日とハワイの夢に胸はずませるおいちゃん夫婦を見て、寅さんは満更でも。
その噂は近所へと知れ渡り、寅さんの株はグッとあがった。
飛行機でハワイへ出発するその日がやってきたのだが、登の社長が大事な寅さんの金を持って。
令和4年6月26日(月)午後2時から、デイサービスで「丁か半か」ゲームを行いました。
壺ならぬ紙コップの中へ入れて振って出たサイコロの目が、丁(偶数)か半(奇数)かを当てるというもの。
利用者様に配られたのは、ペットボトルのキャップが5個で、それを、1個ずつ丁半どちらかへ置きます。
キャップを置いたところの目が出ると、胴元から1個もらえて計2個に。
手持ちのキャップが全部なくなると、借りることができるというルールです。
「また、ダメやった」
「あれーっ。丁じゃ、なかったよ」
「もう、2つだけになってしもたぜ」
「あら、まぁ。どうして、置いたとこのが、出んがいろ」
「負け、こんどる人、私だけじゃないがいね」
「私、キャップないがなったから、5個借りにゃならんわ」
「思うたがと、反対ばっかり出るがいぜ」
「あんた、どうしてそんなに強いが」
「ありゃー。ダメやった」
続いて、2個置いても、いいルールに変更。
2個置いて、それが当たると、置いた分を含め計4個が手元に。
「当たった、当たった。こんで、借金返せるわ」
「これ、なんちゅう、おもっしょいゲームなが」
そして、最後は、好きな数だけ置いてもいいルールに変更です。
最初は、2個、3個置いていたけど、一番最後になると、手持ちを全部置いて勝負する強者も。
見事的中した利用者様もいたけど、撃沈し「私、やっぱり賭けごと向いとらんわ」。
すると、隣に座っていた利用者様が、優しく「そんで、いいがいぜ」。
令和4年6月3日(金)午後3時から、ひばり野苑・ユニット広場で誕生会を開催しました。
昭和3年6月生まれで、満94歳。
そして、昭和11年6月生まれ、満86歳。
6月に誕生日を迎える入居者様お二人です。
お二人、職員が白つめ草を編んで作った髪飾りが、それはお似合い。
ひばり野苑の庭に植えてあった花を摘んで、テーブルの上に。
数えると、花瓶は17個あり、入居者様は口々に「きれいな花で、いっぱいやね」。
そして、おいしいケーキと、コーヒーなど飲み物を準備されており、入居者様全員にお裾分け。
誕生会会場は、入居者様の笑顔で溢れていました。
令和4年6月1日(水)午後1時30分から、喜楽苑で「鬼平犯科帳・流星」上映会を開催しました。
平成2年2月21日放送で、中村吉右衛門、金田龍之介、犬塚弘、河原崎次郎、宮田圭子、多岐川裕美他出演。
風邪で寝込んでいた平蔵の寝所に賊が入り、父の形見である銀の煙管が盗まれた。
平蔵の人気に嫉妬した、元盗賊で今は船頭をしている友五郎が、その鼻を明かそうとやったことだった。
友五郎は、密偵である粂八のかつての仲間で、腕のいい盗人。
そのころ大坂では、平蔵に復讐を誓う生駒の仙右衛門が、刺客である沖と杉浦を雇い、さらには関東一円にその名が轟く、鹿山の市之助と手を組み、江戸の町を落とし入れようと画策。
沖と杉浦は、平蔵の部下である小柳安五郎の妻千代を惨殺。
次いで同心の木下が、さらには門番の治作までもが命を奪われた。
火付盗賊改方に対する挑戦と考えた平蔵は、役宅と組屋敷を厳重に警備させるが、それをあざ笑うかのように、江戸市中に押し込み強盗が頻発。
多くの死人を出したのは自分の責任と、平蔵は毎夜ひとりで市中見回りに出る。
そんなある日、裕福な寺として知られる本明寺が襲われ、寺の者は殺され、盗品は船で運ばれたようだった。
内偵を続けていた粂八は、友五郎が家を出たきり帰ってきていないことを思い出す。
令和4年5月末、舟見寿楽苑に、オープン型シャワーバスを導入しました。
オープン型シャワーバスは、ミストに包まれ、心肺への負担が少ないシャワー入浴が可能に。
そして、シャワーは、圧迫感の少ない300μmのデリケートな、ミストシャワーです。
ストレッチャーは、洗髪ボウルなどを搭載したもので、本体へそのままドッキングできるようになっています。
これまで以上に、安心して快適な入浴ができるようになった入居者様は、オープン型シャワーバスの利用を、楽しみにしていらっしゃいます。
令和4年5月30日(月)午後2時15分から、喜楽苑でチンドン屋道中を行いました。
職員扮する、喜楽苑専属のチンドン屋で、チン、ドン、シャンの3人組。
第1回目の公園は、桜が満開になった頃で、今回が2回目のチンドン屋道中になります。
楽器を演奏しながらチンドン屋が登場すると、入居者様は、手をたたいて大喜び。
「見っしゃい。きれいな衣装着とられるよ」
「音楽、なんて上手な、さんたちなが」
ひまわり広場、コスモス広場、たんぽぽ広場を順番に、演奏しながらの訪問です。
まず、3人組の、チン、ドン、シャンが、一人ずつ自己紹介です。
そして、「コロナに負けず、頑張ろう」と、入居者様にエール。
チンドン屋の3人組から、入居者様へ習字のプレゼントの後、大きな巻紙が披露されると、入居者様は大きな声で読み上げます。
「元気で、私らしく」
「コロナに負けず」
続いて、チンドン屋の演奏で「茶摘み」の歌を、大きな声で一緒に歌います。
「なーつも ちーかづく はーちじゅう はちや」
次は、入居者様へ、一人ずつ紙で作った花をプレゼント。
「ありがたて、涙でるわ」
「今日、いい夢見られるよ」
「ありがと、ありがと」
「お陰様で、元気もろたよ」
「私も、頑張るちゃ」
「また、来てね」
入居者様の笑顔と、大きな拍手に送られて、チンドン屋の3人組は、それぞれの広場を後にしました。
令和4年5月27日(金)午後1時30分から、喜楽苑のひまわり広場で、「男はつらいよ・フーテンの寅」上映会を開催しました。
昭和45年封切り、渥美清、新珠三千代、香山美子、森川信、左ト全、春乃ピーチク・パーチク、春川ますみ他出演。
旅先でのテキ屋稼業が一段落し、故郷の柴又へ帰ってきた寅次郎。
帰ってきて早々、寅次郎に結婚話が持ち上がった。
本人もすっかりその気になったのだが、一騒動あった末、結局破談になってしまう。
そのことが原因で、おいちゃんと大ゲンカした寅次郎は、再び遠い旅へと出かけることに。
旅先で病に倒れた寅次郎、そこで温泉宿の女将に出会い、手厚い看護を受ける。
労を厭わぬ世話に感激した寅次郎は、病が治ってからも湯の山温泉に留まり、女将のため懸命に働いた。
女将に熱を上げた寅次郎は、このまま一緒に暮らせたらという夢を思い始めたのだったが。
令和4年5月26日(木)午前10時から、1階広場で「鬼平犯科帳・密偵たちの宴」上映会を開催しました。
平成4年5月13日放送、中村吉右衛門、戸浦六宏、青木卓司、多岐川裕美他出演です。
ある日、平蔵の密偵である、おまさ、伊三次、大滝の五郎蔵が、宴を開いていた。
そこで粂八が、最近の盗っ人は、むごい急ぎばたらきばかり。
本当の盗っ人とはどういうものか、一度見本を見せてやりたいと言い出した。
伊三次は、それなら格好の相手がいると乗ってきた。
医者でありながら、金蔵まで作って高利貸しをしている竹村玄洞だ。
おまさは、平蔵に顔が立たないと反対するが、男連中は、彦十や五鉄の三次郎も巻き込んで、玄洞について詳細に調べ始める。
一方、平蔵は、駿府御城下を荒らしまわっていた、盗賊鏡の仙十郎一味が江戸に入ったとの報せを受けていた。
平蔵は密偵を集め、仙十郎の行方を追わせた。
すると、仙十郎の狙いが、玄洞宅であることがわかり。
令和4年5月25日(水)午後1時30分から、ショートステイの大ホールで、「ホラ吹き太閤記」上映会を開催しました。
昭和39年封切、植木等、ハナ肇、谷啓、草笛光子、浜美枝、草笛光子、東野栄治郎他出演です。
戦国時代、尾張の国の宿場町で、ある若者が知り合ったばかりの野武士の頭目、蜂須賀小六のために助立ちをする。
その若者が、出世するにはどの武将に仕官するのが一番かと、小六に尋ねた。
すると、尾張の国の織田信長が一番だと言う。
それを聞いた若者は、早速信長のもとへ行き、草履取りとして仕官することに。
病気を患って使いものにならない信長の愛馬のため、刀を質入れして朝鮮人参を買い求め、愛馬に与えたところすっかり回復。
草履取りから、台所役人に取り立てられた藤吉郎は、炭と薪の仕入れの不正を正し、仕入れ値を節約するなどの活躍を。
さらに、清州城の城壁工事を、わずか3日で修繕してしまうという快挙も。
そして、桶狭間に陣取る、今川義元に奇襲を仕掛けた織田軍の中、馬に乗った凛々しい藤吉郎の姿が。
令和4年5月25日(水)午前10時から、ひばり野苑入居者様が、舟見リバーサイドパーク足湯施設「手足ぬくもり・ひばり野湯」へ出かけました。
晴れて、風がそよそよ吹いており、お出かけにはもってこいの日です。
「こいとこに、足湯あるがいね」
「近いとこにあるから、なんてありがたいがやろ」
「あーっ。温泉ちゃ、やっぱり気持ちいいわ」
「温度ちょうどいいから、まだ、入っとられるよ」
「緑もきれやし、本当にいい季節や」
「私、金太郎で働いとったがいぜ」と、温泉で働いていたことを、懐かしそうに教えてくださる入居者様も。
入居者様のために手を貸してくださる一般の足湯利用者の方もいて、ひばり野湯にはゆったりとした、とてもいい時間が流れていました。