

蕎麦屋東玉庵に盗賊が押し入り、小女のおよしを除いて、店の者全員が惨殺された。

その顔に目立つ傷跡のあることから、平蔵は人相書を手配、絵師石田竹仙が筆をとった。

およしの話によると、人相書を作る際、はじめはうまくはかどっていたが、途中から竹仙の口数が少なくなり、しまいにはおよしが顔の特徴を言っても生返事ばかり。

不審に思った平蔵は、竹仙の素性を調べ、見張りをつけさせる。

容疑が深まり、平蔵は竹仙を捕え、竹仙はかつて流れ絵師として大店に入り込み、盗賊の手引きをしていた男だと分かる。


令和5年2月16日(木)、舟見寿楽苑、ひばり野苑、喜楽苑の広場などに雛飾りを展示。
入居者様・利用者様は、お雛様を見ながら「きれいやね」「いい顔しとられる」「なんて立派なが」などと、時間の経つのも忘れたようにおしゃべりが続いていました。