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寿楽苑日記

舟見寿楽苑へ、移動スーパー「とくし丸」

令和6年8月8日(木)午前10時20分頃、舟見寿楽苑へ移動スーパー「とくし丸」がやって来ました。

舟見寿楽苑とひばり野苑の入居者様が、予定時前からロビーで待機です。

「まだ、来んね」

「今日は、何買おうかな」

聞き覚えのある歌がスピーカーから聞こえてくると、入居者様は正面玄関へ移動。

「甘いもん、どこにあるが」

「甘いもんやったら、何でもいいよ」

「あんぱんと、甘納豆」

「パックになったプリンも、欲しいが」

「おやつ用の袋入りお菓子、これ1つ」

「この前買うたゼリー、おいしかったから、またもらお」

買い物カゴには、選んだ品物が次々に入れられていきます。

お金を支払うと、買い物は終了。

「ここでの買い物、楽しみなが」

「次も、また買い物したいから、教えてね」

買った物の入った袋を大事そうに抱え、入居者様は部屋の方へ戻っていきました。

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1階広場で、「鬼平犯科帳 用心棒」上映会

令和6年8月6日(火)午前10時から、1階広場で「鬼平犯科帳 用心棒」上映会を開催しました。

平成2年1月24日放送で、中村吉右衛門、ジョニー大倉、森口瑤子、佐藤仁哉、多岐川裕美他出演です。

3年越しで盗賊馬越の仁兵衛の盗人宿をつきとめた平蔵は、筆頭与力佐嶋忠介らを向かわせるが、取り逃がしてしまう。

張り込みをしていた木村忠吾が、とっさに連絡係に使ったそば屋の由三が、博打仲間を助けるため一味に漏らしてしまったのだ。

江戸の治安は乱れ、裕福な商家は先を争って用心棒を抱えていた。

ひげの浪人高木軍兵衛は、深川の佐野倉の用心棒。

今日も豪快にすごみ、ごろつきを追い払った。だが、この男、実は剣術が大の苦手。

そのことを手代の文六に知られ、佐野倉の金蔵の鍵を持ち出すよう脅されてしまう。

文六は、仁兵衛の部下で、引き込み役として佐野倉に入り込んでいた。

奉公人のおたみは、軍兵衛が鍵を渡すところを目撃してしまう。

事情を知ったおたみは軍兵衛を説得し、すご腕の浪人木村平九郎に助けを求めた。それは平蔵の忍びの姿だった。

そして、軍兵衛と平蔵は、二人きりで馬越の伝兵衛一味と対決することに。

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喜楽苑で、夏祭り

令和6年8月5日(月)午後1時30分から、喜楽苑で、夏祭りを開催しました。

喜楽苑、全館上げての夏祭りです。

入居者様は、口紅、頬紅、髪飾りなどで、少々おめかしを。

コミュニティールームは、盆踊り会場。

中央通路は、コンサート会場。

ひまわり広場は、魚つりと輪投げのゲーム会場。

コスモス広場は、たこ焼き、ジュース、ノンアルコールビールなどを準備の、居酒屋喜楽。

そして、たんぽぽ広場は、アイス、白玉団子、スイカ、メロンなどを提供の、喫茶喜楽。

まず、コンサート会場で三味線ショーが始まります。

生の三味線に合わせての歌などが披露。

コキリコ節、黒田節。

そして、越中舟見小唄では、踊りも。

佐渡おけさ、花笠音頭、ソーラン節。

お待たせしました。越中おわら節でも、歌声と三味の音に合わせての踊りが披露。

秋田おばこ、りんご節、南部俵積み歌と続きました。

「いい三味線、聞かせてもろた」

「踊りも、いかったよ」

そして、ゲームコーナー、居酒屋喜楽、喫茶喜楽が開店。

輪投げでは、輪が入ると、お菓子などをいただけます。

魚つりは、プールの底に見える魚を釣り上げます。

「あのタイ、釣りたいがやけど」

「あらっ。タコ、引っかかってきたわ」

居酒屋喜楽では、ノンアルコールビールが大好評。

「えっ。ビールもらえるが」

「なら、私にもビール1杯」

「出来たてのたこ焼きも、おいしいよ」

喫茶喜楽は、アイスと白玉団子が大人気です。

「アイス、冷たておいしいわ」

「あんこの入った白玉団子、ここにあると思わなんだ」

「このスイカも、熟しとるから甘いね」

そして、コミュニティルームで、賑やかに盆踊りが始まります。

赤いやぐらの周囲を、ぐるっと囲んでの踊りです。

車イスの入居者様も、職員と一緒に輪の中へ。

「やらそい はらそい」の、元気な掛け声が会場に響いていました。

アトラクションの締めは、喜楽苑の歌姫が登場。

祭り、祝い酒、じょんがら女節、糸。

いのちの歌、高校3年生、真っ赤な太陽。

お祭りマンボ、上を向いて歩こう。

「歌聞いとったら、元気になってくる気するわ」

「知っとる歌ばっかり、やったからやぜ」

「今日は、いろいろ楽しめて本当にいい祭りやったね」

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喜楽苑で、「男はつらいよ 寅次郎夕焼け小焼け」上映会

令和6年8月3日(土)午後1時20分から、喜楽苑ひまわり広場で「男はつらいよ 寅次郎夕焼け小焼け」上映会を開催しました。

   

昭和51年封切り渥美、清、太地喜和子、倍賞千恵子、下條正巳、三崎千恵子、前田吟、太宰久雄、宇野重吉、桜井センリ、岡田嘉子他出演です。

とらやへ、久々に帰って来た寅次郎だが、満男の小学校入学祝いの席上、ケンカをして家を飛び出す。

焼き鳥屋で飲んでいると、老人が無銭飲食を店員にとがめられるのを見た。

寅次郎は、かわいそうに思って支払いを肩代わりし家につれて帰る。

とらやに一晩泊まり、宿屋と間違えた老人は、おいちゃんたちに横柄な態度を取りひんしゅくを買う。

寅次郎に説教された老人は、「おわびだ」と言って筆で書いたものを渡した。

老人に「持ってけば、いくらかになる」と指定された古本屋へ出かけ、店の主人に見てもらったところ、「7万円で譲って欲しい」と言われ、腰を抜かす。

実はその老人、日本画壇を代表する画伯だったのだ。

間もなく旅に出た寅次郎は、播州で画伯と再会。

そこで、ぼたんという芸者に出会った。

後日、上京してとらやを訪れたぼたんは、ある男に200万円を騙し取られたことを寅次郎に告白する。

そこで、義侠心に燃えた寅次郎は。

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ひばり野苑で、「美空ひばり」「天童よしみ」の歌ビデオ上映会

令和6年8月2日(金)午後2時から、ひばり野苑ユニット広場で「美空ひばり」「天童よしみ」の歌ビデオ上映会を開催しました。

美空ひばりビデオ大全集第一巻「悲しき口笛」

昭和51年~63年、中野サンプラザホール、日本武道館、帝国劇場、東京ドームでのライブ映像です。

・悲しき口笛、東京キッド、私は街の子、ひばりの花売り娘

・越後獅子の唄、素敵なランデブー、あの丘越えて、悲しい酒

・お祭りマンボ、お前に惚れた、恋女房、津軽のふるさと

・リンゴ追分、終わりなき旅、みだれ髪、人生一路

続いて、「天童よしみ~演歌名曲選~うち歌がすきやねん~」

平成6年6月7日から平成9年10月28日にかけて、「歌謡コンサート」等NHKで放送された映像です。

・柔、東京ドドンパ娘、岸壁の母、雪國、石狩挽歌

・哀愁波止場、ある女の詩、無法松の一生、悲しい酒

・おんなの宿、星屑の町、江差恋しや、積丹半島

・おんなの海峡、人生の並木路

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喜楽苑へ、移動スーパー「とくし丸」

令和6年8月1日(木)午前10時過ぎ、喜楽苑へ移動スーパー「とくし丸」がやって来ました。

この日、ご家族の方3人が、入居者様と一緒に買い物などを楽しみました。

入居者様は、「とくし丸」がやって来るまで直射日光を避け、廊下で待機です。

スピーカーから、聞き覚えのある曲が聞こえてくると車が到着。

「バナナは、好きやから1房」

「ここにあったわ。キュウリの漬物」

「前の時に頼んだ、昆布持ってきとらっしゃる」

「はい。今日は持ってきましたよ」

「このせんべい、お茶と一緒に食べるが」

「しょうが糖あったから、これももらお」

「ノリの佃煮、1つ取ってくれる」

「ここのラッキョ、おいしいがいぜ」

「プリンちゃ、どこにあったけ」

「レーズンが入っとるお菓子、体にいいからいただこう」

買い物が済むと、入居者様は買った物を入れた白いビニール袋を大事そうに抱え、ご自分の部屋等へ戻ってきました。

入居者様の買い物を、軒下に作った巣の中から、ツバメの子供たちが羨ましそうに眺めていたとか、いないとか。

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デイサービスで、三味線と踊りのショー

令和6年7月29日(月)午後2時半から、デイサービスで三味線と踊りのショーを開催しました。

三味線と踊りを披露した二人は、舟見寿楽苑の関係者。

三味線を奏でながら、しっとりとした歌声が会場へ響きます。

「コキリコ節」

三味線に合わせ、一緒に歌い始める利用者様も。

「黒田節」

「富山名物 山は立山剱岳、海は魚津の蜃気楼、唄は八尾のおわら節」の歌詞入りです。

「越中舟見小唄」

浴衣姿の踊手が登場。踊りをご存じだった利用者様と一緒に、会場を回ります。

「佐渡おけさ」

大きな手拍子が、響きます。

「花笠音頭」

「やっしょ、まかしょ」の掛け声も。

「ソーラン節」

「ソーラン ソーラン」と、歌い始めた方が何人も。

「越中おわら節」

三味線の音が聞こえ始めると、会場から「待ってました」の声。

踊りを目にした利用者様から、「上手やね」と。

「秋田おばこ」

手拍子で、盛り上がります。

「りんご節」

歌の場面が、まるで目の前に浮かんでくるよう。

「南部俵積み歌」

賑やかな歌に、手拍子も一段と大きくなりました。

「ありがと、ありがと」

「今日は、いかったよ」

そして、出演した二人に向かって「また、来てね」と。

利用者様に、大好評の三味線と踊りのショーでした。

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ひばり野苑で、夏祭り

令和6年7月26日(金)午後1時45分から、ひばり野苑で夏祭りを開催しました

職員代表による開会あいさつの後、祭りがスタートです。

まず、ゲームコーナーが開店。

入居者様が順番に、輪投げ、魚釣り、ピンポンゲームなど挑戦です。

「どうやるがか、見本みせてもらえる」

「分かった。そんなに、難しないがいね」

「そこ、届くかな」

「おっ。あんた上手やぜ」

「もうちょっと力入れたら、まいこといくよ」

「それが、なかなかできんが」

「入るようで、入らんぜ」

「もうちょと、やねけ」

「ほら、釣れた」

「やったら、出来るがいね」

ゲームが終わると、入居者様は屋台コーナーへと向かいます。

食べ物は、たこ焼き、焼きそば、水ようかん、ベビーカステラなどの他、冷たいアイスも。

そして、飲み物は、ジュースとノンアルコールビールなどが準備です。

「出来立て、アツアツの焼きそば、おいしいね」

「たこ焼きやって、やわらかて食べやすいよ」

「暑い日は、冷たいアイスに限るわ」

「このカップの大きさ、ちょうどいいもん」

「やった、ビールあるがや」

「これは、ノンアルコールビールなんですよ」

「それでも、いいわ、もらえるけ」

「なら私も、ビールもらおう」

そして、盆踊りへと移り、祭りは最高潮に。

最後に、職員代表が閉会の挨拶を行い、賑やかなうちに夏祭りは幕を閉じました。

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1階広場で、「鬼平犯科帳 金太郎そば」上映会

令和6年7月26日(金)午前10時から、1階広場で「鬼平犯科帳 金太郎そば」上映会を開催しました。

平成2年1月24日放送で、中村吉右衛門、池波志乃、織本順吉、潮哲也、多岐川裕美他出演です。

金太郎そばの女主人お竹は、片肌脱いで自慢の彫り物を見せながら出前のそばを運び、そば職人由松の打つそばのうまさも相まって評判となっていた。

そんな中、横田屋に盗賊が忍び込み、85両が盗まれた。

主人の伊太郎は、気づかぬうちにもとどりを切られ、ざんばら頭になってしまった。

そこには藁で作った玩具の馬が置かれていた。老盗藁馬の重兵衛の仕業だった。

ある日、金太郎そばに出向いた平蔵は、店内に同じ藁馬があることに気づく。

店の者に聞くと、お竹が木更津の旦那と呼んでいる恩人からもらった物らしい。

そのとき、のれんの間から店の様子をのぞき込んでいる男がおり、平蔵は、その男を問いただすと。

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デイサービス通路に、ヒマワリの壁飾り

令和6年7月25日(木)デイサービス通路には、ヒマワリが満開になっています。

利用者様などが、1か月ほどかけ、画用紙などを切り貼りして作り上げた、壁飾りです。

中央には、トトロのバス停が見えており「舟見寿楽苑デイサービス」と書かれています。

「いいがに、なったね」

「こんだけヒマワリがあるから、見ごたえあるもん」

「熊みたいもんが、パラソルさしとるよ」

「上の方に、赤い太陽でとるがにね」

「富山県の梅雨明けはまだやけど、ここはもう夏やぜ」

「この前を通る人たち、みんな見てかっしゃるよ」

利用者様は、壁飾りを眺めながらおしゃべりを楽しんでいます。