令和5年8月28日(月)午後2時から、喜楽苑全館で夏祭りを行いました。
この日のために準備してあったのは、ノンアルコールビール、ジュース、日本酒(もどき)、コーヒーなどの飲み物。
また、味が自慢の、チーズ、ツナ、キムチの入った、作り立てアツアツのたこ焼き。
そして、アイス、スイカ、どら焼きなどの店も開店です。
入居者様が、この日一番楽しみにしていたのは、中央通路を使っての歌のショー。
職員代表による挨拶に続いて、賑やかな歌「まつり」からスタート。
曲の合間に「ハイ、ハイ、ハイ」と、入居者様の大きな掛け声が。
そして、「涙そうそう」では、しっとりと歌声を聴かせます。
続いてのスコップ三味線は、「浪花節だよ人生は」の曲に合わせ、テンポのいいバチの音が会場に響きます。
そのバチさばきの手元を、じっと見入って。
「すごいね。なんて、上手に引かっしゃるがいろ」
「高校3年生」が始まると、男性の入居者様がマイクを持って、一緒に歌う場面も。
「昔、カラオケで歌ったがやわ。歌詞見んでも、歌っとられるもん」
「舟木一夫の曲。懐かしいわ」
「青い山脈」では、手拍子が沸き起こります。
「この歌なら、よーっ知っとるよ」
「これ、映画で大ヒットした曲やぜ」
素敵な黒いドレスで、しっとりと歌い上げたのが「愛燦燦」。
「歌も上手やけど、きれいな衣装やね」
「ありゃぁ、高かったと思うよ」
元気よく「恋の季節」「恋のバカンス」などと続きます。
「まいね」
「もう一曲、聞かせてくれん」
最後の曲は、お待ちかねの曲「魅せられて」。
ピンク色の羽根をなびかせながら歌い上げると、入居者様から、大きな拍手が沸き起こっていました。
「いいもん見せてもろて、おいしいもん食べて。今日は、いい日やったわ
「懐かしい歌聞くが、大好き」
「今ばやりの歌より、やっぱり昔のがいいわ」
「こいがなら、毎日でもやってもらいたいね」
「そやそや。次、いつやってもらえるがいろ」
夏祭りが終わってからも、入居者様の楽しそうなおしゃべりが続いていました。