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寿楽苑日記

喜楽苑で、民謡喫茶

令和5年12月27日(水)午後2時から、喜楽苑たんぽぽ広場で民謡喫茶を開店しました。

喜楽苑には民謡好きの入居者様が多く、一緒に歌うもよし聞くもよし。また、民謡が流れるなか、おしゃべりに興ずるもよし。

自由に民謡を楽しいでいただきたいと、企画したものです。

開催時刻になると、入居者様が続々とたんぽぽ広場へ集合。

民謡喫茶には、白い割烹着の女将さんとチャイナ服のママさんが、首を長くしてお待ちかねです。

入居者様から、「女将さん、そのかつら似合っとるね。私も、似合うかな」。すると、女将さんが「どうぞ」と、かつらをその入居者様の頭へ。

ご本人、鏡を見て「あれっ。似合っとるわ」と満足げな表情です。

入居者様から、「ここにちゃ、ビールないがけ」と言われ、「今、買いに行って来ます」

と慌てて答えるママさん。

待ちに待ったノンアルコールビールが届くと、入居者様が「かんぱーい」。そして、「なんか、おつまにないがけ」と、早速注文です。

下戸の入居者様から、「昆布茶おいしかったから、私にお代わりもらえる」などと、それは賑やかなこと。

そこへ、正体不明の占い師が登場し、入居者様を占って回ります。

「おーっ。いま言うた、それ当たっとるわ」

「なーん。私のが、違とるよ」

その後、小さな声で、「本当は、当たっとるがやけど」。

ビール、お茶、コーヒー、おつまみなどが無くなったところで、店じまいの時間。

「あーぁ。もう少し、おしゃべりしたかったがに」

「今度、いつ、この民謡喫茶開くがけ。待ち遠しいわ」

民謡の流れる喫茶店は、大盛況のうちに幕を閉じました。

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