令和5年12月20日(水)午後2時から、ひまわり広場で「クリスマス&のど自慢大会」を開催しました。
開会時間になる前から、入居者様が続々とひまわり広場へ集まって来ます。
会場には民謡が流れ、いつもとは雰囲気が違います。
「今日、ここでのど自慢があるがいと」
「誰が、出っしゃるがかね」
「歌、上手なさんおられるから、聞かせてもらお」
「鐘、いっぱい鳴りゃ、いいがいけど」
時間になり、職員による開会の言葉の後、のど自慢大会が開始です。
1番目は、職員による「クリスマスメドレー」。
賑やかな曲が続き、手拍子、タンバリンの音などが会場に鳴り響きます。
2番目は、男性入居者様による「さざんかの宿」。
しっとり歌い上げると、合格の鐘がカンカンカン。
「上手やったね」
3番目は、職員2人による「年下の男の子」。
かわいい踊りに、参加した方々は目を細めて見入っていました。
4番目は、入居者様2人による「高原列車は行く」。
終わってから、歌った入居者様が「わたし声が出ないので、すみません」。
すると、会場からは「そんなことないよ。上手やったよ」と拍手です。
5番目は、入居者様による「柔」。
歌い終わり、職員からマイクを向けられ感想を聞かれると「楽しかったよ。ありがと」。
6番目は、「星影のワルツ」。
どなたもご存じの曲で、会場では一緒に歌い出す方も。
7番目は、「真室川音頭」。
曲が始まると、手拍子が沸き起こります。
8番目は、「月がとっても青いから」。
「上手やね」と言われると、ニコニコ笑顔で「ありがとう」。
9番目は、職員2人による「居酒屋」。
ところが、1小節が歌い終わったところで、カーンと鐘が一つ。
「あれっ鐘一つやと、かわいそうやねけ」
「もう一回最初から」となり、終わると今度は合格の鐘がカンカンカン。
10番目は、お待ちかねの「魅せられて」。
歌い手の職員が正面に出た途端、会場から「わーっ。すごい」の声が。
ピンク色の大きな羽根を、まるでひらひらと舞うようにしながら、歌います。
「歌も上手やったけど、あの衣装素敵やったわ」
「あのっさん、本当にのど自慢に出たがいと」
11番目は、「ふじの山」「ふるさと」を全員で合唱です。
ホワイトボードに貼られた歌詞をみながら。
「子供の頃、よう歌ったもんや」
「歌詞見んでも、覚えとるわ」
のど自慢が終わり、職員が参加した入居者様へ「よかったですか」と尋ねると、大きな声で「はーい」。
職員から、「来年も、いい年でありますように。風邪にはくれぐれも気をつけてくださいね」と閉会の言葉です。
のど自慢の後は、ケーキと飲み物の時間。
甘いケーキは、どの入居者様も大好物。
クリスマスにちなみ、シャンメリー、ノンアルコールビールなどを準備です。
どの入居者様も、おいしそうに召し上がっていました。
そして、サンタからのプレゼントです。
おいしいお菓子とカレンダーが、2人のサンタから入居者様お一人ずつへ手渡し。
「そいが、もらわれんわ」
「いいこにしとられたから、プレンゼントなんですよ」
「遠慮せんと、受け取ってくださいね」
「そいがけ。ならもらってもいいがやね」
サンタが帰った後、入居者様は笑顔で「いいがもろたわ」。
この、クリスマス&のど自慢大会は、NHK歳末たすけあいの助成で開催したものです。