令和5年4月24日(月)午前10時から、1階広場で「鬼平犯科帳 男のまごころ」上映会を開催しました。
平成8年8月28日放送で、中村吉右衛門、小倉久寛、蟹江敬三、多岐川裕美他出演。
火付盗賊改方同心田中貞四郎は、職務には忠実であったが、同僚たちに比べると、その実績は決して芳しいものとはいえなかった。
平蔵が出張中のある日、この田中が源助とともに、ひとりの火付け犯を捕らえた。
焼け跡にぼんやりと突っ立っていたその男は、柏屋の奉公人亀吉。
火を付け八両を盗んだことは認めたが、金の行方はわからなかった。
平蔵が留守の間に、亀吉の火あぶりの刑が確定、処刑は間近に迫っていた。
だが周囲の話によると、亀吉は鈍牛と言われており、少し知恵は足りないが人のいい青年で、誰もが火事場泥棒などできるはずがないと口を揃えていた。
報告を受けた平蔵は、不審なものを感じ、処刑を延期するよう申し入れ、この件を念入りに調べ直すことに。
平蔵は、火付けの夜に亀吉を見たという柏屋のおさいに話を聞いた。