
昭和13年封切で、田中絹代、上原謙、佐分利信、高杉早苗、河村惣吉、霧島昇他が出演。

病院では看護婦は独身が原則で、そのことを仲間たちに責められるが身の上を話し、皆の承諾を得る。
そんなとき、院長の息子津村浩三が復員。パーティーが開かれて、その席上、浩三は、かつ枝に心を奪われてしまった。

そんなある日、浩三に縁談がもちあがった。それは、病院の経営のための、政略的な結婚であった。

しかし、娘の急病のため、約束の時間に遅れそうになったかつ枝は、タクシーで駅へと急いだのだが、駅へ到着したとき、既に列車のベルが。
