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寿楽苑日記

デイサービスで、「丁か半か」ゲーム

令和4年6月26日(月)午後2時から、デイサービスで「丁か半か」ゲームを行いました。
 
壺ならぬ紙コップの中へ入れて振って出たサイコロの目が、丁(偶数)か半(奇数)かを当てるというもの。
利用者様に配られたのは、ペットボトルのキャップが5個で、それを、1個ずつ丁半どちらかへ置きます。
 
キャップを置いたところの目が出ると、胴元から1個もらえて計2個に。
手持ちのキャップが全部なくなると、借りることができるというルールです。
「また、ダメやった」
「あれーっ。丁じゃ、なかったよ」
 
「もう、2つだけになってしもたぜ」
「あら、まぁ。どうして、置いたとこのが、出んがいろ」
「負け、こんどる人、私だけじゃないがいね」
「私、キャップないがなったから、5個借りにゃならんわ」
 
「思うたがと、反対ばっかり出るがいぜ」
「あんた、どうしてそんなに強いが」
「ありゃー。ダメやった」
 
続いて、2個置いても、いいルールに変更。
2個置いて、それが当たると、置いた分を含め計4個が手元に。
「当たった、当たった。こんで、借金返せるわ」
「これ、なんちゅう、おもっしょいゲームなが」
 
そして、最後は、好きな数だけ置いてもいいルールに変更です。
最初は、2個、3個置いていたけど、一番最後になると、手持ちを全部置いて勝負する強者も。
見事的中した利用者様もいたけど、撃沈し「私、やっぱり賭けごと向いとらんわ」。
すると、隣に座っていた利用者様が、優しく「そんで、いいがいぜ」。

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