
壺ならぬ紙コップの中へ入れて振って出たサイコロの目が、丁(偶数)か半(奇数)かを当てるというもの。

キャップを置いたところの目が出ると、胴元から1個もらえて計2個に。
手持ちのキャップが全部なくなると、借りることができるというルールです。

「あれーっ。丁じゃ、なかったよ」
「もう、2つだけになってしもたぜ」
「あら、まぁ。どうして、置いたとこのが、出んがいろ」

「私、キャップないがなったから、5個借りにゃならんわ」
「思うたがと、反対ばっかり出るがいぜ」
「あんた、どうしてそんなに強いが」

続いて、2個置いても、いいルールに変更。
2個置いて、それが当たると、置いた分を含め計4個が手元に。

「これ、なんちゅう、おもっしょいゲームなが」
そして、最後は、好きな数だけ置いてもいいルールに変更です。
最初は、2個、3個置いていたけど、一番最後になると、手持ちを全部置いて勝負する強者も。

すると、隣に座っていた利用者様が、優しく「そんで、いいがいぜ」。
