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喜楽苑で、「男はつらいよ 柴又慕情」上映会

令和5年12月22日(金)午後1時30分から、喜楽苑ひまわり広場で「男はつらいよ 柴又慕情」上映会を行いました。

昭和47年封切りで、渥美清、吉永小百合、佐山俊二、青空一夜、桂伸治、松村達雄、三崎千恵子、前田吟、倍賞千恵子他出演です。

金沢で3人の女性旅行客と出会った寅次郎。そんな彼女たちと、仲良く記念写真に収まることになった寅次郎。

「はいチーズ」というところを、「はいバター」と言ったことで、大盛り上がり。

それで、すっかり彼女たちと打ちとけたのだが、その中の一人で、著名な小説家の娘である歌子に、心を惹かれてしまった。

旅から単身帰った寅次郎は、歌子への募る想いから、うつ状態に。

そんなある日、歌子がとらやを訪問。寅次郎はすっかり上機嫌。

ところが、歌子の口から出たのが結婚話だった。

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ひばり野苑で、スイーツ交流会

令和5年12月21日(木)午後2時から、ひばり野苑ふれあい広場で、スーツ交流会を開催しました。

職員による開会の言葉に続き、サンタからのプレゼントです。

プレゼントは、袋に入ったお菓子の詰め合わせで、入居者様お一人おひとりへ手渡し。

「こいが、もらってもいいが」

「なんて、かわいらしい袋に、入っとるがいろ」

「これ、大事にいただくわ」

「もったいなて、食べられん気がするよ」

続いて、職員がクラッカーの紐を引っ張り、「パーン」という大きな音でクリスマスをお祝いします。

「でっかい音で、びっくりしたけど、クラッカーやったがや」

「うん。あんな音、聞いたが久しぶりや」

そして、ケーキに時間に移ります。

「皆さん。ケーキ、食べましょうか」

「はい。いただきます」

「イチゴとチョコ、どちらがいいですか」

「私は、チョコもらえる」

「私、ピンク色好きやから、イチゴの方ください」

「どっちも好きやから、迷ってしまうわ」

「ケーキのお代わりしても、いいが」

「今日は特別で、お代わりしていいですよ」

食べ終わって見ると、口の周りが黒くなっている入居者様も。

続いて、入居者様によるハンドベルの披露です。

入居者様が、ハンドベルを持って、横に整列

指揮者の職員が指さした入居者様が、ハンドベルを鳴らします。

指揮者の動きを見逃さまいと、少し緊張気味の入居者様。

「はい」の合図で、ハンドベル演奏がスタートです。

曲は、「きよしこの夜」。

演奏を聞いた、入居者様と職員が、「えらい上手やね」。

「すごい、すごい」

「あの人たち、いつ練習したがいろ」

「私やったら、緊張して、手が震えると思うよ」

「なんて上手なさんたちなが、びっくりしたわ」

演奏が終わると、「アンコール、アンコール」の声が、会場に響きました。

そして、「赤鼻のトナカイ」。

入居者様は、配られた歌詞カードを見ながら、職員が奏でるハンドベルに合わせて、一緒に歌います。

続いて、「ジングルベル」。

こちらも、歌詞カードを見ながら、参加者全員ハンドベルに合わせて歌います。

「ハンドベルの点数は、百点満点の99点やったよ」

「みんな上手で、いかった、いかった」

「今日のクリスマス、プレゼントもろて、おいしいケーキ食べられたし、音楽まであっていい日やったわ」

「みんな一緒やったから、余計楽しかったがいぜ」

「来年のクリスマス、今から楽しみやわ」

入居者様の大きな拍手で、交流会は幕を閉じました。

このスイーツ交流会は、NHK歳末たすけあいの助成で開催したものです。

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車椅子3台と食事用エプロン百枚寄贈

令和5年12月20日(水)、若林由紀子様から使ってくださいと、車椅子3台。そして、赤いプレゼント袋に入れられた食事用エプロン百枚が、寄贈されました。

車椅子と食事用エプロンは、入居者様などのために使わせていただきます。

若林様、心のこもった車椅子と食事用エプロン、ありがとうございました。

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喜楽苑で、「クリスマス&のど自慢大会」

令和5年12月20日(水)午後2時から、ひまわり広場で「クリスマス&のど自慢大会」を開催しました。

開会時間になる前から、入居者様が続々とひまわり広場へ集まって来ます。

会場には民謡が流れ、いつもとは雰囲気が違います。

「今日、ここでのど自慢があるがいと」

「誰が、出っしゃるがかね」

「歌、上手なさんおられるから、聞かせてもらお」

「鐘、いっぱい鳴りゃ、いいがいけど」

時間になり、職員による開会の言葉の後、のど自慢大会が開始です。

1番目は、職員による「クリスマスメドレー」。

賑やかな曲が続き、手拍子、タンバリンの音などが会場に鳴り響きます。

2番目は、男性入居者様による「さざんかの宿」。

しっとり歌い上げると、合格の鐘がカンカンカン。

「上手やったね」

3番目は、職員2人による「年下の男の子」。

かわいい踊りに、参加した方々は目を細めて見入っていました。

4番目は、入居者様2人による「高原列車は行く」。

終わってから、歌った入居者様が「わたし声が出ないので、すみません」。

すると、会場からは「そんなことないよ。上手やったよ」と拍手です。

5番目は、入居者様による「柔」。

歌い終わり、職員からマイクを向けられ感想を聞かれると「楽しかったよ。ありがと」。

6番目は、「星影のワルツ」。

どなたもご存じの曲で、会場では一緒に歌い出す方も。

7番目は、「真室川音頭」。

曲が始まると、手拍子が沸き起こります。

8番目は、「月がとっても青いから」。

「上手やね」と言われると、ニコニコ笑顔で「ありがとう」。

9番目は、職員2人による「居酒屋」。

ところが、1小節が歌い終わったところで、カーンと鐘が一つ。

「あれっ鐘一つやと、かわいそうやねけ」

「もう一回最初から」となり、終わると今度は合格の鐘がカンカンカン。

10番目は、お待ちかねの「魅せられて」。

歌い手の職員が正面に出た途端、会場から「わーっ。すごい」の声が。

ピンク色の大きな羽根を、まるでひらひらと舞うようにしながら、歌います。

「歌も上手やったけど、あの衣装素敵やったわ」

「あのっさん、本当にのど自慢に出たがいと」

11番目は、「ふじの山」「ふるさと」を全員で合唱です。

ホワイトボードに貼られた歌詞をみながら。

「子供の頃、よう歌ったもんや」

「歌詞見んでも、覚えとるわ」

のど自慢が終わり、職員が参加した入居者様へ「よかったですか」と尋ねると、大きな声で「はーい」。

職員から、「来年も、いい年でありますように。風邪にはくれぐれも気をつけてくださいね」と閉会の言葉です。

のど自慢の後は、ケーキと飲み物の時間。

甘いケーキは、どの入居者様も大好物。

クリスマスにちなみ、シャンメリー、ノンアルコールビールなどを準備です。

どの入居者様も、おいしそうに召し上がっていました。

そして、サンタからのプレゼントです。

おいしいお菓子とカレンダーが、2人のサンタから入居者様お一人ずつへ手渡し。

「そいが、もらわれんわ」

「いいこにしとられたから、プレンゼントなんですよ」

「遠慮せんと、受け取ってくださいね」

「そいがけ。ならもらってもいいがやね」

サンタが帰った後、入居者様は笑顔で「いいがもろたわ」。

この、クリスマス&のど自慢大会は、NHK歳末たすけあいの助成で開催したものです。

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1階広場で、スイーツ交流会

令和5年12月19日(火)午後2時30分から1階広場で、入居者様とショートステイ入所者様合同の、スイーツ交流会を開催しました。

軽やかなクリスマスソングが広場に流れる中、交流会がスタートです

まず、入居者様と利用者様が、サンタやクリスマスの飾りなどをかぶって、記念撮影。

「似合いますね」と声をかけられると、入居者様は笑顔がこぼれます。

写真撮影が終わると、楽しみにしていたケーキの時間。

「このケーキ、甘いぞ」

「口の中に入ったら、とけてくもん」

「ケーキ2つもあるし、食べやすておいしいわ」

「チョコレートも、2個横についとるよ」

「甘いもん好きには、こたえられんクリスマスやちゃ」

「こいがなら、毎日でもやってもらいたいね」

続いて、クリスマスにはつきものの、鶏を捕まえるという、外国の踊り。

輪になった職員が、入居者様の座席を、踊りながら回ります。

「めずらしい踊り、見せてもろたわ」

「こいが、初めて見たよ」

「こっけいな、踊りやね」

「あっ。一番前で踊ってた人、机の上のヒヨコつかまえた」

ヒヨコを捕まえた踊り手が、大きな声で「メリークリスマス」。

次のお楽しみは、サンタからのクリスマスプレゼント。

入居者様・利用者様は、帽子、靴下、ネックウォーマーの中から、ご自分の好きな物を選べます。

「これ、似合うかね」

「よう、似おうとらっしゃるよ」

「ババアでも、いいかね」

「ババアなんて、言わっしゃんな。まだ、若々しいねけ」

「90歳過ぎとって、この赤色恥ずかしなかろか」

「何言うとるが、ぴったりやぜ」

「この靴下、正月に履くから、それまでまたいしとくわ」

「大事に、取っとかんとね」

おいしいケーキをいただき、おもしろい踊りを見て大笑い。

クリスマスプレゼントをもらってのスイーツ交流会は、大賑わいでした。

このスイーツ交流会は、NHK歳末たすけあいの助成で開催したものです。

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小ホールで、スイーツ交流会

令和5年12月18日(月)午後2時30分から、小ホールで、スイーツ交流会を開催しました。

入居者様と職員は、サンタなどの衣装を身につけ、すっかりクリスマス気分です。

職員挨拶の後、スイーツ交流会の目玉であるケーキが、台車に乗せられ入居者様のテーブルへと運ばれてきます。

ケーキと飲み物は、何種類も準備。

そこで、入居者様は、お好きな物を注文。

「今日、クリスマスやね」

「えっ。ケーキもらえるがけ」

「こちらですね。はい、どうぞ」

「これ、おいしそうや」

「私、甘いが食べるが、大好き」

「それ、何の味け」

「こいが、たまにいいね」

「飲みながら食べんと、喉に詰めたらダメやよ」

「みんなと一緒やから、余計おいしいがやとおもうよ」

「このクリーム、口の中でとけてくわ」

ケーキの次は、令和5年度を振り返り「舟見寿楽苑2023年の思い出」上映会。

4月から撮っていた入居者様の写真等を、大型スクリーンに映し出して鑑賞。

春、夏、秋の行事等の写真に、入居者様は大喜びです。

続いて、サンタクロースからのプレゼント。

袋に入ったプレゼントが、サンタから入居者様一人ひとりへ手渡されます。

「これ、何」

「私にも、もらえるがけ」

「きれいな袋に、入っとるね」

「サンタからもらったさかい、大事にせんと」

職員代表から、「来年も元気に過ごしてくださいね」との挨拶で、スイーツ交流会は幕を閉じました。

このスイーツ交流会は、NHK歳末たすけあいの助成で開催したものです。

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1階広場で、 「鬼平犯科帳 一本饂飩」上映会

令和5年12月18日(月)午前10時から、1階広場で「鬼平犯科帳 一本饂飩」上映会を行いました。

平成13年5月15日放送で、中村吉右衛門、地井武男、小野武彦、多岐川裕美他出演です。

同心木村忠吾は、豊島屋名物一本饂飩の食べ方を、ある男に教えていた。

初めて見る顔だったが、酒を酌み交わすうちに男の言葉や振る舞いから、お役目目線で相手の素性を読んでみたりしてしまう。

実はその男は、盗賊寺内武兵衛だった。

武兵衛は、次の盗みばたらきを間近に控え、狙いをつけた薬種問屋由井屋に算法者として出入りしていた。

武兵衛は、忠吾に企みを見抜かれたと思い、忠吾を荷船宿に軟禁する。

荷船宿では、武兵衛の部下が忠吾のことを、新しい相手だと思っていた。武兵衛は男色家だったのだ。

そのことを知り、おびえる忠吾。

なんとかなればと藁にもすがる思いで、忠吾は、自分のふんどしを川へと流した。

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舟見寿楽苑仏間で、追悼法要

令和5年12月14日(木)午後2時から、舟見寿楽苑仏間で、令和4年8月22日から令和5年12月13日迄の間にお亡くなりになられた入居者様52人の、追悼法要が執り行われました。

舟見念興寺瓜生住職により読経、法話の後、参列した入居者様がお一人ずつ焼香台へ進み、焼香、頭を下げて手を合わせていました。

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ひばり野苑で、「関の弥太ッぺ」上映会

令和5年12月13日(水)午後2時から、ひばり野苑ユニット広場で「関の弥太ッぺ」上映会を行いました。

昭和38年封切りで、中村錦之助、木村功、十朱幸代、大坂志郎、武内亮、夏川静江、遠藤辰雄、月形龍之介、安部徹他出演。

やくざ者の関の弥太ッぺは、10年前に両親と死に別れ、幼い妹お糸とは生き別れになっていた。

当時8歳だった妹を捜す旅を続ける弥太ッぺは、旅の途中お糸によく似た、お小夜という娘と出会う。

お小夜の父の和吉は盗人で、弥太ッぺがお糸のためにと大事に持っていた50両を、盗んでしまう。

弥太ッぺは和吉を追い詰めるたのだが、箱田の森介という男に斬られた和吉は、お小夜を旅籠の沢井屋へ届けてほしいと頼んで息を引き取った。

沢井屋の女将は見知らぬ娘の引き取りを断るが、弥太ッぺの熱意に打たれて受け入れることにする。

それから10年後、妹が病死したことを知った弥太ッぺは、殺し屋稼業で金を稼ぐ、すさんだ生活を送っていた。

そして、美しく成長したお小夜と再会したのだが。

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1階広場で、「鬼平犯科帳 男の隠れ家」上映会

令和5年12月12日(火)午前10時から、1階広場で「鬼平犯科帳 男の隠れ家」上映会を行いました。

平成13年5月1日放送で、中村吉右衛門、地井武男、小野武彦、多岐川裕美他出演です。

錠前外しの腕にかけては右に出る者がいないといわれる盗賊弥吉は、小間物屋の主人清兵衛と出会った。

清兵衛は、女房、子供、店の者にまで馬鹿にされる養子の身で、肩身の狭い思いをしていた。

先代が他界した3年前から、妻のお里は、清兵衛をないがしろにするように。

弥吉と清兵衛は妙に馬が合った。

清兵衛は、弥吉に愚痴を聞いてもらったり、身分のある侍に変装して町へ出かけたりと、憂さ晴らしをするようになる。

密偵おまさと彦十は、愛宕下で弥吉の姿を見かけ、そのあとをつけた。

報せを受けた平蔵ら火付盗賊改方は弥吉を見張ると、そこで弥吉と清兵衛の奇妙な友情を知ることになった。

清兵衛から、家の絵図面を手に入れた弥吉は、吉野家へと忍び込んで。