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寿楽苑日記

1階広場で、「鬼平犯科帳 女掏摸お富」上映会

令和6年6月4日(火)午前10時から、1階広場で「鬼平犯科帳 女掏摸お富」上映会を開催しました。

平成元年12月6日放送で、中村吉右衛門、坂口良子、睦五朗、中西良太、多岐川裕美他出演です。

平蔵は、母の実家である巣鴨の豪農三沢仙右衛門の家を訪ねた。

仙右衛門と王子権現に参詣しようと向かっているところで、あごにほくろのある女とすれ違った。

仙右衛門は、あれは笠屋の女房だが、ほくろはないはずだと言う。

以前、あごにほくろのある女スリのことを聞いたことを思い出した平蔵は、翌日、その女を尾行する。

すると、見事な早業で、続けざまに三人から財布を抜き取ったのだ。

その女お富は、卯吉と所帯を持っていたが、かつて江戸市中でも知られたスリの元締、霞の定五郎の娘だった。

お富は、昔の仲間である七五三造から、百両用意しないとその素性をばらすと脅されて。

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喜楽苑で、「男はつらいよ 寅次郎相合い傘」上映会

令和6年6月3日(月)午後1時20分から、ひばり野苑ひまわり広場で、「男はつらいよ 寅次郎相合い傘」上映会を開催しました。

昭和50年封切り、美清、浅丘ルリ子、倍賞千恵子、下條正巳、三崎千恵子、前田吟、太宰久雄、佐藤蛾次郎他出演です。

ある日、寅次郎に会うためとらやへ、リリーがひょいと現れる。

彼女はあれから結婚するも数年で別れて、再びドサ回りの歌手をしているという。

寅次郎は、青森で通勤途中蒸発したくなったというサラリーマンの兵頭と出会う。

自由な生き方に憧れる、という兵頭に手を焼いてしまう寅。

だが、青森に来ていたリリーと再開して大喜び。

寅とリリー、兵頭の三人は、北海道へと向かう。

小樽に着いた兵頭は、初恋の人が、夫を亡くし女手一つで子供を育て懸命に生きている姿を知る。

そんな彼の心中をめぐって、寅次郎とリリーは対立し、喧嘩別れを。

柴又へ帰ってきた寅次郎だが、リリーとの一件を悔やんで沈みこんだまま。

そこへ、リリーが現れ、リリーもまたあの一件を悔やんでおり、二人は寄りを戻したのだが。

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1階広場で、「鬼平犯科帳 盗法秘伝」上映会

令和6年5月29日(水)午前9時から、1階広場で「鬼平犯科帳 盗法秘伝」上映会を開催しました。

平成元年11月29日放送で、中村吉右衛門、フランキー堺、津村鷹志、古田将士、多岐川裕美他出演です。

平蔵が、叔母の法要のため浜松へ出かけた帰りのこと、行商風の男善八が、平蔵に声をかけてきた。

適当にあしらおうとしたのだが、善八は離れようとせず、行く先々についてくる。

善八をまいて見附の宿に泊まった夜半のこと。

気配に気づき目を覚ました平蔵は、向かいの宿から、善八が黒装束で屋根から飛び下りていくのを目撃。翌朝、近くで泥棒があったと騒ぎになっていた。

善八は自らが、ひとりばたらきの盗賊であることを明かし、平蔵のことを見込んで、盗みを手伝ってほしいと言い出した。

町を仕切っている、悪党の酒問屋升屋に忍び込むのだという。

善八によると平蔵の人柄は、盗っ人にぴったり。

善八の指南を受けながら、言われるままに升屋に忍び込み、ふたりはまんまと金箱ひとつを盗み出したのだが、そこへ町役人が。

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喜楽苑で、2回目の白玉団子作り

令和6年5月28日(火)午後2時から、喜楽苑のたんぽぽ広場で、2回目となる白玉団子作りを行いました。

ヨモギは、前回同様、職員が散歩の途中に摘んで、ゆでたものを使用し、1回目の白玉団子作りに参加できなかった、入居者様がエプロンをつけて協力です。

「これから、何やるがけ」

「白玉団子作りやぜ」

「ヨモギの草摘んで、ゆでてきたがいって」

「このヨモギ、はにゅうの山行って採ってきたがかね」

「皆さんでこねてから、丸めてもらえますか」

「私、こねられんけど、食べるがならできるわ」

「この固さで、どうでしょう」

「うん。これなら、いかろ」

「あんた、丸めるがやってもらえる」

「コロコロすりゃ、いいがいろ」

「なんでもござれさん、やもんね」

「それは、あんたのことやねけ」

「でも、きれいな黄緑色しとるわ」

「団子、ゆでとる間、ちょっと待たんとね」

「見とったら、なんやら腹減って来た」

「浮いてきたら、すくったらいいがやよ」

「あんこと黄な粉、一緒についとるから、おいしそう」

「うん。甘さもいいし、固さもちょうど」

「この団子、なんておいしいがいろ」

「ご飯の代わりに、これでもいいくらいやわ」

入居者様に大好評の白玉団子、皆さんこの日も、ペロリと平らげました。

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喜楽苑で、「男はつらいよ 寅次郎子守唄」上映会

令和6年5月28日(火)午後1時20分から、喜楽苑ひまわり広場で「男はつらいよ 寅次郎子守唄」上映会を行いました。

昭和49年封切りで、渥美清、十朱幸代、倍賞千恵子、三崎千恵子、前田吟、太宰久雄、春川ますみ、月亭八方、上条恒彦他出演。

寅次郎は、港の木賃宿で、同じ宿に泊まった赤ん坊連れの男と、一緒に酒を飲んだ。

しかし、翌朝になると男はいなくなっており「この子をよろしくお願いします」という、置き手紙だけが残されていた。

寅次郎は、どうにか赤ん坊を連れて柴又のとらやへ戻り、さくらたちに面倒を押しつけてしまう。

熱を出した赤ん坊が入院し、それを見舞うため病院を訪れた寅次郎は、看護婦の京子を見て一目惚れ。

自分が赤ん坊の世話をしているかのように振るまい、毎日病院を訪れる。

そこへ、父親が踊り子を伴い現れて、赤ん坊を引き取り連れて帰っていった。

それから、看護婦の京子が、とらやを訪れるようになり、寅次郎の熱はますます。

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ひばり野苑で、百歳お祝い会

令和6年5月27日(月)午後2時から、ひばり野苑ユニット広場で、舟本ひさ子様の百歳お祝い会を開催しました。

舟本様は、大正13年5月生まれの満百歳。

開会の言葉の後、舟見寿楽苑の高村施設長がお祝いの言葉。

次が、笹島入善町長から、お祝い状、お祝い品などが贈呈です。

続いて、入善町社会福祉協議会長からのお祝い品が贈呈。

また、ひばり野苑の職員から、寄せ書き等が書かれた色紙と花束が贈られました。

笹島町長からお祝いの言葉の後、ご家族様から謝辞。

そして、ご来賓などを交え記念写真撮影が行われました。

耳は少し遠いとのことですが、まっすぐに伸びた背筋と、しっかりとした受け答えが百歳という年齢を感じさせません。

式典の後、ご家族様と一緒に、笑顔でコーヒーとお祝いのケーキを召し上がっていらっしゃいました。

舟本様、満百歳おめでとうございます。

どうか、いつまでもお元気でお過ごしください。

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喜楽苑で、エンドウ豆ごはん作り

令和6年5月24日(金)午後2時30分頃、職員が家で栽培しているエンドウ豆を収穫し、「今夜は、豆ご飯にしましょう」と持ってきてくれました。

さやから豆を取り出す作業を入居者様に手伝ってもらっていると、百歳の入居者様。

「あんた、これ皮も食べられらいぜ。皮ごと煮たら、おいしいよ」

「そうやよ、食べられらよ」

ところが、ある入居者様から。

「でも、この皮こわいから、煮ても食べられんかも」

それを聞いた職員が。

「どうしますかね。今回は豆ご飯にして、次回は、煮ましょうかね」

すると、入居者様が。

「そうや、そうや」

皮をむいていると、勢いよく豆が飛び出し「ありゃ。どっか飛んでいったぜ」。

それを、横で見ていた入居者様が大きな声で「あ、ははは」。

この日の夕食は、春の味覚であるエンドウ豆ご飯を、おいしくいただきました。

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デイサービス通路に、アジサイの花が満開

令和6年5月22日(金)デイサービス通路では、一足早くアジサイの花が満開になっています。

壁一面に貼られたアジサイの花は、利用者様が綿棒に絵の具をつけ、ポンポンと紙に押して作り上げた作品。

レクリエーションの時間を利用し、全てのアジサイの花が出来るまで要したのは、ちょうど1週間です。

どれも、個性のあるアジサイの花ばかり。

そして、アジサイや雨粒など間からは、カタツムリやカエルも顔を覗かせています。

「手間かけただけあって、いいがになったねけ」

「ほんと。こんだけあるから、見ごたえあるわ」

デイサービス通路では、作品を見る利用者様の笑顔も輝いています。

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舟見寿楽苑へ、移動スーパー「とくし丸」

令和6年5月23日(木)午前10時過ぎ、舟見寿楽苑へ移動スーパー「とくし丸」がやって来ました。

舟見寿楽苑2階の入居者様が、職員に付き添われ「とくし丸」で買い物です。

「いっぱい、あるね」

「見とるだけで、お腹すいてくるようや」

「あった。粒あんの入っとるパン、食べたかったが」

「クリームパンあるから、これももらお」

「ここに、マンゴープリンある」

「それ、おいしいそうやね。私も、もらおか」

「私は、ヨーグルト」

「バニラのヨーグルトもあるから、迷ってしまうわ」

入居者様は、並べられた中から好きな物を選ぶ楽しみを久しぶりに味わえたようで、買った品物を大事そうに抱え部屋の方へ戻っていきました。

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喜楽苑で、白玉団子作り

令和6年5月22日(水)午後2時20分から、喜楽苑のコスモス広場で白玉団子作りを行いました。

入居者様には、「喜楽苑の住人の皆さまへ 回覧板」で、白玉団子作りを事前にお知らせ済みです。

入居者様は、白い割烹着やかわいいエプロンなどをして協力。

職員が犬と散歩の途中に摘んだヨモギを団子に混ぜて作り、口から春を感じていただきます。

まず、ヨモギと、粉と一緒にこねます。

「ヨモギ、もっとあれば、なおいかったがに」

「次は、もっと摘んできてもらお」

「こんどは、丸めるがよ」

「こんで、いいがいろ」

こねてから、食べやすいように小さく丸め、団子の形に仕上げていきます。

「ヨモギ入っとるから、きれいな色になったわ」

「これが、ほんとの緑。いい春の色やね」

「おっ。いい感じになったねか」

「こんだ、ゆでるがやろ」

丸めた団子をゆでてから、器に盛りつけます。

上からきな粉をふりかけ、小豆を横に添えるとできあがり。

「皆さん、ヨモギ団子、出来上がりましたよ」

職員が声をかけ、入居者様の前へ運んでから、一緒に大きな声で「いただきまーす」。

飲み物は昆布茶を準備。

甘い団子に、昆布茶の味がちょうど合ったようです。

「ヨモギ団子、おいしかったね」

「こいが、またやってもらえんかね」

すると、職員が「また白玉団子作りしますから、楽しみにしていてくださいね」。