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舟見寿楽苑に、移動スーパーとくし丸

令和7年1月9日(木)午前10時過ぎに、舟見寿楽苑に移動スーパーとくし丸が、やって来ました。

雪がちらついていましたが、入居者様は、たくさん着こむなど寒さ対策をしての、買い物です。

車まで出て来れない入居者様には、事前に職員が注文をとっており、買い物代行。

「寒ても、買い物楽しみやもん」

「毛布のが、かけとるから、暖ったかいが」

「そこの、和菓子いっぱい袋に入っとるやつ、もらお」

「生クリームの、ドーナツおいしそうやね」

「ここに、種の抜いてある、うめぼしあったわ」

「私、ヨーグルトとヤクルト」

寒さも吹き飛んでしまうような、とくし丸での買い物でした。

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小ホールで、2日間に分けての新年会

令和7年1月4日と5日の2日間に分けて、小ホールで新年会を開催しました。

新年会の初日は、書初めから始まります。

「なんて書こうかな」と迷いながら、いいことがありますようにと「夢」「幸」など

「そうや」と、ご主人のお名前を書く入居者様も。

福笑いでは、「これ、どこやろか」「このあたりかな」などと言いながら、目や鼻などを置いていきます。

目隠しをはずして、「あっ。鼻、あっち向いとった」。

カルタは3人同時に札を取り、最後はじゃんけん勝負になることも。

カルタの札を一番多くとった入居者様は、両手を上げて大喜びです。

羽根つきでは、羽子板の代わりにうちわ、そして、羽根の代わりに風船を使って行います。

「そっちいったぞ」

「ほら。こっち、こっち」

「力いっぱいたたかんと、だめながや」

入居者様、羽子板ならぬうちわを片手にして、大盛り上がりです。

おみくじでは、「おっ。大吉や」「ありゃぁ、私は吉やった」。

「なになに、人気急上昇やって」などと書かれた文字を見て、喜んだり、がっかりしたり。

大吉を引いた入居者様は、チョコレートを受け取ってにっこり。

新年会2日目は、バタバタ茶と和菓子でのお茶会です。

朝日町蛭谷に家のある入居者様をお手本にして、みんなでシャカシャカお茶を泡立てます。

「こりゃ、なかなか泡立たんぜ」

「うん。こい、難しいとは思わなんだ」

「こいこと、したことないから楽しいね」

「うん。また、やってみたいわ」

「正月から、いい経験させてもろた」

そして、満99歳の入居者様3人が揃って、鳥居の前で記念撮影です。

「正月から、いろんなことができたて、楽しかった」と大好評の新年会でした。

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2階仏間で、新年のお参り

令和7年1月8日(水)午後2時30分から2階仏間で、舟見念興寺住職による新年のお参りが行われました。

入居者様は、車椅子などで仏間に集合し、お参りが始まるのを待ちます。

お参りは、まず合掌から開始。

そして、正信偈(しょうしんげ)を読経。

正信偈とは、浄土真宗宗祖の親鸞聖人が書いた漢文の偈(うた)のこと。

そして、三帰依文(さんきえもん)を唱和。

三帰依文とは、「仏」「法」「僧」の三宝に帰依することを表あらわした文です。

続いて、住職による法話。

次が、住職による御文(おふみ)拝読。

御文とは、浄土真宗本願寺八世蓮如が、発信した仮名書きによる法語のこと。

次は、住職が先導しての、恩徳讃(おんどくさん)。

恩徳讃とは、親鸞聖人が作った和讃(仏やその教えなどを讃えた七五調の歌)の1首。

合掌

最後に、入居者様お一人ずつ前へ進み出て焼香です。

参列された入居者様、どなたも清々しそうなお顔が、とても印象的な新年のお参りでした。

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デイサービスで宝引き

令和7年1月7日(火)デイサービス広場で、宝引きを行いました。

まず、2グループに分けての宝引きです。

「でかいが、当たったらいいがやけど」

「1回しか、引かれんがやと」

「なんやらいいこと、あるような気してきたわ」

「先に、鈴ついとるから、当たりじゃわ」

ところが、職員から「今は、練習でした。これからが本番ですよ」。

言われて伊利用者様「そいがやったがけ。なら、本気だすぞ」。

利用者様は、紐を一本選んで持ちます。

全員行きわたるまで待ち、利用者様は持った紐を一人ずつ順番に引いていきます。

紐の先には、紙がついており、そこに大吉、中吉、小吉などと書かれた文字が。

「札ついとるけど、離したらだめながいと」

「なら、しっかり持っとらにゃ」

「すみません。引っ張らんと、ちょっと緩めてください」

「ここ持っても、いいがいろ」

「紙、やらけるかと思て、ドキドキやぜ」

「もう、引っぱっても、いいが」

「あっ。大吉や」

「私、末吉やったわ」

紙には、数字も書かれており、数字の小さい順に、職員が持って来たお菓子を取ることができます。

「しょっぱいがにしよか、甘いがにしよか、迷ってしまうね」

「私は、しょっぱいが、いただこう」

「これ、おいしいわ」

「あらっ。早、食べたがけ」

「腹、減っとるもん」

「そうそう。取ったがいもん、腹ん中に入れんにゃ」

「楽しかったね」

「えらい、おもしかったよ」

「なに、二人して笑とるがけ」

「あんたの顔見ながらやったから、余計楽しかったわ」

「ババになっても、楽しもんは楽しいが」

「あんた、18歳ぐらいやぜ」

「は、は、は。あんたパーマかけとるから、17歳やちゃ」

「やっぱり、パーマ屋さん、行っていかった」

「あれ、なんておかっしゃ」

「今日は、くじ引きで、お菓子もらえたし、来ていかったわ」

「あはは」「うふふ」と賑やかな笑い声が絶えない、デイサービスの宝引きでした。

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デイサービス通路に、特大白蛇などの壁飾り

令和7年1月7日(火)デイサービス通路に、縁起のいい生き物として知られる、特大の白蛇壁飾りなどが飾られています。

この壁飾りは、令和6年5月頃から制作を開始。

長い月日をかけ、利用者様の協力を得て、色紙などを小さくちぎり、それを1枚ずつ丁寧に貼って作り上げたものです。

白蛇のバックは黄金色に輝いており、前に立ち見ているだけでも運気が上がりそう。

出来上がった壁飾りを、通路まで見に来た利用者様。

「天井まで届いて、えらい立派ながになったね」

「松竹梅の他、横にジャンボール三世もおるがや」

白蛇の向かい側には、カルタの壁飾りです。

「あけましておめでとう」に引っ掛けて、10枚のカルタ。

「と」は、「としあけて 今年も元気で デイサービス」

壁かざりを見上げ「今年は、いい年になりそうやわ」という、利用者様の声が聞こえてきました。

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1階広場で新年お楽しみ会

令和7年1月6日(月)午後2時から、1階広場で新年お楽しみ会を開催しました。

絵馬書き、おみくじ、福笑い、紙相撲を楽しんでから、おいしいおやつをいただきます。

まず、絵馬書きです。

「絵馬には、名前を書いてくださいね」

「何、書くがいって」

「願い事やと」

「願い事なら、いっぱいあるわ」

「欲張り過ぎたら、ダメってきいたよ」

「肩やら腰やら痛て痛て、なんとかならんもんかね」

「悩みのないもんちゃ、おらんまい」

口も動けば、手も動く入居者様でした。

次が、宝引きでのおみくじ。

「いいが、当たりゃいいがいけど」

「欲張ったら、いいが当たらんがいと」

「どっちに、しよかな。迷ってしまうわ」

「出たら、出たときやちゃ」

「やった。大吉やったわ」

「あんた、いいが出て、いかったぜ」

そして、福笑い。

「左目、どこじゃ」

「次、まゆ毛やぞ」

「うん。いい感じやわ」

「わぁ。目あっち向いとるねけ」

「こんなもんやろ」

「下へばっかり、集まっとるわ」

「それは目。手に持っとるがが、鼻やぞ」

「このへんで、いいがいろ」

「あら。鼻曲がっとるよ」

「私のが、えらい目離れてしもた」

そして、紙相撲。

「はい。残った残った」

「端っこへ、ずってくぜ」

「あら、負けてしもた」

「あんた、強いねけ」

ゲームが終わると、おやつの時間。

飲み物は、こんぶ茶、抹茶オレ、リンゴジュースの中からお好きな物を選べます。

おやつは、プチ大福とチョコレートのお菓子など。

「今日は、久しぶりに正月のゲームやって、いかったわ」

「おやつも、おいしかったしね」

入居者様の笑顔が、印象的な新年お楽しみ会でした。

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ひばり野苑で、クリスマス・スイーツ交流会

令和6年12月27日(金)午後2時から、ひばり野苑のおいつる広場とひだまり広場で、クリスマス・スイーツ交流会を開催しました。

入居者様は、赤い帽子をかぶり、職員は赤いエプロンと頭にトナカイ角などで、クリスマスの雰囲気を盛り上げます。

「今日は、特別な日だから」と、お化粧をする入居者様も。

「口紅なら、自分でできるわ」

「頬紅つけるの、ちょっとお手伝いしますね」

お化粧後は、どなたもきらきら輝くようなお顔に変わっていました。

職員の代表が、「今日は、クリスマスです。プレゼントとケーキ、そしてカラオケもありますから、どうか楽しんでください」と挨拶。

最初は、サンタが入居者様のところへ出向き、お一人ずつにプレゼントを贈ります。

「えっ。これ、もろていいが」

「中に何、入っとるがいろ」

「きれいな袋や」

「なんやら、お菓子みたいやぜ」

「まさか、サンタから、プレゼントもらわれると思とらなんだ」

入居者様、包装された袋を開け、「かわいい、おいしそうなお菓子や」と嬉しそうです。

続いて、飲み物とケーキの時間。

「飲み物、何を召し上がりますか。ジュース、ノンアルコールのビールなどありますよ」

「私、ぶどうのジュースください」

「ビール、ビール」

「私にも、ビールお願いします」

「私は、濃いジュース好きやから、もらえますか」

「しゅわしゅわの、シャンメリーあるがなら、それ」

続いて、ケーキが届けられます。

「抹茶のケーキいいな」

「チョコレートと抹茶2つとも、食べたいわ」

「イチゴのムースあるがなら、それ」

「何種類もあるから、どっちにしよ。迷ってしまうもん」

「いっぱい食べた。食べた」

「ビールもうまかったけど、ケーキもおいしかった」

「みんなで一緒に食べるから、余計おいしいがいぜ」

続いて、カラオケの時間です。

「クリスマスで、好きな歌ありますか」

「それやったら、きよしこの夜やわ」

「分かりました。きよしこの夜、歌詞を書いた紙がありますから、ご一緒に」

入居者様は、大きな文字で書かれた歌詞を見ながら、「きぃーよし」と。

その後、「川の流れのように」などの歌が続きます。

大きな手拍子が途切れることなく、広場には入居者様の歌声が響いていました。

「今日は、えらい楽しませてもろて、いいクリスマスやったわ」

入居者様の笑顔がとても印象的な、クリスマス会でした。

このクリスマス・スイーツ交流会は、NHKさいまつたすけあいの助成で開催したものです。

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舟見寿楽苑へ、移動スーパーとくし丸

令和6年12月26日(木)午前10時過ぎ、舟見寿楽苑へ移動スーパーとくし丸がやって来ました。

小雨が降っており肌寒く、多くの入居者様は、職員に買い物を依頼です。

ですが、買い物するのが楽しみだと、職員と一緒にやって来た入居者者も。

「あんこ玉って、ある」

「粒のあんぱん、食べたかったが」

「小粒のチョコレート、いっぱい入っとるから好き」

「このバウムクーヘン、厚切りやから、食べごたえあるよ」

入居者様から頼まれたのは、「チョコパイ」「和菓子ミックス」「ヨーグルト」などたくさん。

職員は、棚の中を探しながら、注文の品を買い物かごへ入れていました。

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舟見寿楽苑2階広場で、クリスマス・スイーツ交流会

令和6年12月25日(水)舟見寿楽苑2階広場で、クリスマス・スイーツ交流会を開催しました。

職員はサンタに扮し、入居者様も赤い帽子をかぶって、「メリークリスマス」

まず、職員の代表が、入居者様に挨拶です。

「皆さん、今日は何の日かご存じですか」

すると、「今日は、クリスマスの日やよ」。

「そうですね。今日は、ケーキをいただき、サンタさんからのプレゼントもあります。どうか、楽しんでください」

「皆さん、クリスマスで、好きな曲があれば、流しますよ」

ある入居者さまから「それやったら、ジングルベルお願い」。

リクエストの「ジングルベル」後、クリスマスソングがメドレーで、広場に流れます。

「皆さん一緒に、乾杯しますから、飲むのは少し待ってください」

「それと、お好きな飲み物、遠慮なく言ってくださいね」

「私は、オレンジジュース」

「私、リンゴジュースの方もらうわ」

「クリスマス用の、シャンメリーもありますよ」

入居者様、「めずらしいわ。なら、それください」と。

職員が、「注いでも、飲まないでくださいね。一緒に乾杯してからですよ」。

「飲み物がいきわたったようですから。ご一緒に大きな声で、かんぱーい」

「次に、ケーキをお配りします。好きなケーキ、職員に言ってくださいね」

「ケーキやったら、白に決まっるわ」

「白より、チョコレートの方がおいしいよ」

「選べっていうたら、迷ってしまうが。どっちにしょ」

ケーキを食べると、次は、サンタからのプレゼントです

プレゼントは、職員が入居者様ごとに事前に選び、決めてありました。

サンタが、お一人ずつへ手渡していきます。

「ハンドクリーム、手がつるつるになりますよ」

「このアームカバー、便利ですから使ってね」

「食事の時など、このスプーンを使ってください」

「ご家族との写真など、写真立ての中に入れればいいと思いますよ」

「スキンクリームで、つべつべのお肌になってね」

「寒い時は、このレッグウォーマーつければ暖かくなりますよ」

サンタからのプレゼント、入居者様は笑顔で受け取っていました。

「いいが、もらったわ。おいしいケーキも食べられたし、今日はいいクリスマスやったね」

このクリスマス・スイーツ交流会は、NHKさいまつたすけあいの助成で開催したものです。

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舟見寿楽苑小ホールで、クリスマス・スイーツ交流会

令和6年12月24日(火)午後2時15分から、舟見寿楽苑小ホールでクリスマス・スイーツ交流会を開催しました。

入居者様は、クリスマスソングを聞きながら、好きなケーキなどを選ぶことができます。

飲み物は、カルピス、ジュース、シャンメリー、ノンアルコールビールを準備。

まず、入居者様のところへケーキなどへお届けします。

「ケーキ、黒と白、どちらがいいですか」

「どうしよ。どっちか迷ってしまうわ」

「なら、黒にしよかね」

「私は、白のがもらえるけ」

目の前に置かれたケーキ、なかには、乾杯の前に食べ始めた入居者様も。

「あれっ。乾杯まで、もう少し待ってもらえますか」

「おいしそうやったから、ごめんなさいね」

「大丈夫ですよ。すぐですから」

全員で乾杯してから、ケーキなどをいただきます。

「ケーキ、おいしいね」

「久しぶりやもん。だからやぜ」

「喉に詰まらせないよう、飲み物も一緒にですよ」

「ビールで食べるケーキも、なかなかなもんやわ」

「もしよかったら、お代わりありますよ」

「なら、さっき食べんだ白いケーキください」

「私、隣の人の丸いムース見て、食べたかったが。もらえるけ」

「ケーキ、両方いっぺんにちゃあたらんが」

「食べ過ぎたら、夕飯入らんがになるし、どうしよ」

「でも、おいしい、ケーキやったわ」

入居者様は、どなたもケーキなどを残さずに召し上がっていました。

そして、サンタが贈り物の入った、大きな白い袋を背負って登場です。

「皆さん、サンタがやって来ました」

「箱の中のボールを取ってください。その色で、プレゼントがもらえますよ」

「わっ。青い色のボールやった」

「私は、ピンクやったぜ」

「私は、黄色やったから、何もらわれらいろ」

ボールの色でもらったプレゼントは、帽子や櫛、写真立てなどです。

入居者様は、お一人ずつクリスマスツリーの前で、プレゼント持っての記念撮影。

「今日は、おいしいケーキをいただいて、プレゼントももらったし、いかったわ」

「また、こい楽しいがやってね」

「おいしかった」「よかったわ」の声が、大勢の入居者様から聞こえてきた、クリスマス・スイーツ交流会でした。

最後は、全員揃っての記念撮影。

このクリスマス・スイーツ交流会は、NHKさいまつたすけあいの助成で開催したものです。