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寿楽苑日記

ひばり野苑で、「いつでも夢を」上映会

令和6年5月1日(火)午後2時から、ひばり野苑のユニット広場で、「いつでも夢を」上映会を開催しました。

昭和38年封切りで、橋幸夫、吉永小百合、浜田光夫、飯田蝶子、野呂圭介、松原智恵子他出演。

浜田は、工場の旋盤工をしながら、夜は定時制高校へ通っている。

家には、母と弟がいて、父は家を追われ出て行ったまま。 

浜田の工場に健康診断にくる看護婦の吉永は、みんなの人気者。

吉永は、明るい性格で、浜田と同じ定時制に通っていたが、往診の帰りに橋が運転するトラックに接触し、怒られた橋は吉永を気に入ってしまう。

吉永は、自転車がパンクして、困っていた浜田も助ける。

3人は知り合うことになり、吉永の誕生日パーティーに呼ばれ、浜田と橋が恋がたきだとわかる。

浜田は、定時制を卒業したらスーツを着て一流企業にいくと、試験を受けたのだが、落とされる。

ふて寝する浜田を、橋が殴って目をさまさせようとするが、その時、いなくなっていた浜田の父が、交通事故で入院したとの連絡が入った。

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喜楽苑で「チンドン祭」

令和6年4月30日(火)午後2時30分から、喜楽苑で「チンドン祭」を開催しました。

入居者様に楽しんでいただきたいと、毎年、春に富山市で行われているチンドン祭を、喜楽苑で再現したものです。

チンドンは、4人の職員が趣向凝らして扮し、「たんぽぽ」「コスモス」「ひまわり」の順に回ります。

賑やかな音楽が聞こえると、喜楽苑チンドン一行が「チンドン祭」と書かれた長半紙を手に、元気よく登場。

背中には、「喜楽苑チンドン」と大きな文字の長半紙が下げられています。

チンドンの代表者が、まず入居者様にご挨拶。

「皆さん、お元気ですか。今日は、喜楽苑の宣伝にやって来ました」

最初、入居者様は、驚いたような顔をしていたのですが、すぐ笑顔に変わります。

喜楽苑のPRだとして、持っている長半紙を1枚ずつめくって、読み上げます。

「健康長寿」

すると、入居者様が一緒に声を揃えて、「けんこう ちょうじゅ」。

喜楽苑のモットーが、続きます。

「元気はつらつ」

「人生まだまだ」

「平和に楽しく」

「笑顔あふれる」

「自分らしく」

入居者様の大きな拍手に送られて、チンドン一行は、次の広場へと向かいます。

そして、チンドン一行が広場に出て来られない入居者様の部屋も訪問。

すると、入居者様は手をたたいて大喜びです。

チンドンが奏でる、「上を向いて歩こう」「お祭りマンボ」「北国の春」の曲が、広場や部屋などに鳴り響き、入居者様の笑顔が絶えない「チンドン祭」は、大盛況のうちに幕を閉じました。

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ひばり野苑で、「男はつらいよ 寅次郎恋やつれ」上映会

令和6年4月25日(木)午後2時から、ひばり野苑ユニット広場で「男はつらいよ 寅次郎恋やつれ」上映会を開催しました。

昭和49年封切で、渥美清、吉永小百合、高田敏江、松村達雄、笠智衆、倍賞千恵子、中村はやと、前田吟、太宰久雄他出演。

ある温泉旅館で働いていた寅は、夫が蒸発している働き者の絹代という人妻と、所帯を持とうと決めた、ところが。

山陰の城下町津和野で、寅はなつかしい歌子と再会した。

歌子は、父の反対を押し切って陶芸家の青年と結婚したのだが、その夫が突然の病気で亡くなり、夫の実家の町で働いていた。

歌子が柴又を訪ねたのは、それから十数日後のこと。

再出発をする決意ができたと語る歌子は、とらやの2階に住むことに。

そこで、寅は歌子を励まし喜ばせようと、大奪闘をする。

歌子にとって一番の気懸りは、喧嘩別れしたままの父・修吉のこと。

寅は、修吉の家を訪ね、歌子のかわりに言いたい放題言って、とらやへ戻って来た。 そのことを知り、皆があおくなっているところへ、修吉が顔を出したのだ。

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寿楽苑へも、移動スーパー「とくし丸」がやって来た

令和6年4月25日(木)午前10時過ぎ、寿楽苑へ移動スーパー「とくし丸」がやって来ました。

「とくし丸」喜楽苑へは、これまで2回訪問しましたが、寿楽苑へは初めてのこと。

今日は、ひばり野苑へ入居している方などが、「とくし丸」で買い物です。

「味付きノリ、ある。あったら、2個欲しいがいけど」

ところが、あったのは1個だけ。

「なら、1個でいいちゃ。これ、好きなが」

「うまそうなもん、そろとるね」

「これ、何け」

聞いて品を手に取り、選んでカゴの中へと。

入居者様、久しぶりに楽しい買い物で、時間はあっという間に経ったようです

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デイサービス通路に、鶴と亀の壁飾り

令和6年4月24日(水)デイサービス通路に、鶴と亀の壁飾りが展示されています。

利用者様の協力を得ながら、こつこつと2か月余りかけて作った、とても手の込んだものです。

紙を丸めて1個ずつ貼った「寿」という字を中心に、鶴と亀がまるで天を舞うようにして。

鶴は千年、亀は万年。壁飾りに、利用者様の福寿、長寿の願いを込めて作りました。

利用者様は、出来上がった壁飾りを見ながら。

「私ら手伝ったが、こんながになったがいね」

「いいがに出来たもん。どっかへ持ってったら、買うてくれるかも知れんよ」

「でも、汗と苦労が染みついとるから、もったいなて、手放せんちゃ」

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喜楽苑入居者様、移動スーパー「とくし丸」で買い物

令和6年4月18日(木)午前10時過ぎ、喜楽苑へ2回目になる移動スーパー「とくし丸」がやって来ました。

入居者様が、指折り数えて待っていた移動スーパーです。

入居者様、並べられた品物を手に取って。

「これ、日持ちしよか」

「裏側に書いてあるはずやよ。ほら、大丈夫やわ」

「でかいと買われたぜ」

「うん。これ、食べたかったが」

この日、移動スーパーのことを知ったご家族が、入居者様と一緒に買い物を。

お二人で相談しながら、品物を選んでカゴの中へと入れていきます。

レジには行列ができ、並びながら賑やかなおしゃべりが。

「目移りしたけど、これ、おいそうやったから買うたが」

「新鮮やし、いいがあったもんね」

「品数あるから、どれにしよか迷ってしまうわ」

「買い物しとったら、あっという間に時間経つし、やっぱり楽しいね」

「大事に、抱えていってくださいね」と店員さん。

入居者様、まるで宝物でも持つようにして、部屋の方へと戻っていきました。

そして、広場では買ったお寿司を、おいしそうに召し上がる入居者様の姿も、

移動スーパーを楽しみにしている入居者様、徐々に増えているようです。

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入居者様のご家族から、イチゴが寄贈

令和6年4月17日(水)舟見寿楽苑に入居されている、水島きくゑ様のご家族が、「食べさせてあげたい」とイチゴを届けてくださいました。

イチゴは、入善町にある(有)アグリゴールド八木で作られたもので、「紅ほっぺ」「よつぼし」「かおり野」の3種類です。

1箱には4パック入っており、それが5箱なので、パック数は計20個になります。

数が多かったので、他の入居者様へもおすそ分けを。

「わぁ。おいしそう」

「真っ赤で、大きな粒やね」

なかには、イチゴをプリンの上に載せ、一緒に食べ始めた入居者様も。

「こいがにして食べると、もっとおいしいわ」

「もう、イチゴの時期になったがや」

「もったいなて、一口では食べられんもん」

「おいしいが食べると、笑顔になるがって、どうしてやろね」

イチゴは、春の味とともに、笑顔も一緒に運んできてくれたようです。

水島様、たくさんのおいしいイチゴ、ありがとうございました。

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喜楽苑の入居者様が、春祭り見物

令和6年4月13日(土)舟見地区で春祭りが行われ、喜楽苑の入居者様が、見物に出かけました。

見物に出たのは、舟見地区等にお住まいだった入居者様で、場所は喜楽苑のすぐ近く。

笛と太鼓の音が近づいてくると、入居者様が思い出したのか「これ、まっつりの笛やね」。

青年団による祭りの花目録奏上の後、子天狗4人の踊りが始まると、入居者様は目を細めるようにして、じっと見ています。

そして、祭りを見ていた入居者様ところへ近づいて来た男性が、「元気で、やっとる」と声をかけてきたのです。

入居者様が「元気でね」というと、「あんたもね」と、互いに笑顔。

入居者様のご子息が祭りの役員で、顔を見かけて声をかけてくださったらしく、ほのぼのとしたやりとりに、思わずこちらまで笑顔になりました。

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喜楽苑入居者様が花見

令和6年4月7日に喜楽苑駐車場の桜が満開になり、入居者様が花見に出かけました。

「見られ。今年も、きれいに咲いたね」

「待っとった春、やっと来たわ」

そして、4月10日と11日の2日間、ドライブで花見に。

4月10日は、午前10時に出発し、入善の運動公園をぐるりと一周です。

4月11日は、10時30分と12時の2回に分け、入居者様が交代でドライブに出かけました。

明日の宝福寺では、2か月ほどの赤ちゃんを見かけ声をかけます。

「かわいいね。この子、なんて名前け」

「元気で、大きくなられ」

そして、境内の大きな桜の木を眺めながら。

「わぁ、すごいね」

「この桜、でかいし、年代ものやよ」

また、墓ノ木の桜並木を見て、楽しそうに「きれいやわ。また、来年も来たいね」と。

午後のグループは、運動公園の枝垂れ桜を見て。

「こいとこに、こんな桜あったがや。知らなんだ」

「なんて、きれいながいろ」

「あの建物、何け」と指さしたのは、新しい入善町役場です。

「立派なが、できたね」

「あこ、うちの息子作っとったがいぜ」

また、「あれは、何やろ」と指さしたのが、ワクワクドーム。

「入善も、ハイカラになったね」と言いながらの帰り道、窓からの立山連峰が、それはきれいに目へ飛び込んできます。

「私ら、いいとこに、住んどらいね」

「そや、そや」

車の中でも、話が尽きません。

喜楽苑駐車場、明日の報福寺、墓ノ木、運動公園などでの花見を楽しみ、桜が開花してから笑顔が途切れない、喜楽苑の入居者様でした。

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喜楽苑で、「男はつらいよ 寅次郎恋やつれ」上映会

令和6年4月5日(金)午後1時30分から、喜楽苑ひまわり広場で「男はつらいよ 寅次郎恋やつれ」上映会を開催しました。

昭和49年封切で、渥美清、吉永小百合、高田敏江、松村達雄、笠智衆、倍賞千恵子、中村はやと、前田吟、太宰久雄他出演です。

ある温泉旅館で働いていた寅は、夫が蒸発している働き者の絹代という人妻と、所帯を持とうと決心した、しかし。

山陰の城下町・津和野で、寅はなつかしい歌子と再会。

歌子は、父の反対を押し切り陶芸家の青年と結婚したのだが、夫が突然の病気で亡くなり、夫の実家のある町で働いていた。

歌子が柴又を訪ねたのは、それから十数日後。

再出発をする決意ができた、と語る歌子は、とらやの2階に住むことになり、寅は、歌子を励まし歓ばせるため大奪闘をする。

歌子にとって一番の気懸りは、喧嘩別れしたままの父・修吉のこと。寅は、修吉を訪ね、歌子のかわりに言いたい放題を言って帰って来た。

そのことを知り、皆があおくなっているところへ、修吉が。