カテゴリー
寿楽苑日記

舟見寿楽苑で避難訓練

令和6年7月2日午後2時、洗濯場で火災が発生したとの想定で、避難訓練を行いました。

火災報知器が発報。

予備放送が流れ、施設内にベルが鳴ります。

発報区域を確認後、現在へ向かい、消火器で消火活動をしたが失敗。

火災報知器ボタンを押してから、火災が発生し初期消火に失敗した旨を、事務所へ報告。

逆探知機が鳴り、受話器を取って消防署へ火事の状況などを伝えます。

防火扉を閉め、入居者様の避難誘導をし、全員の避難終了後、本部長に避難人数等を報告。

訓終了後、立ち会った防災委員が訓練で感じたことを述べた後、高村施設長から総評が行われました。

最後に、消火器の使い方について学び、避難訓練は終了しました。

カテゴリー
寿楽苑日記

ひばり野苑で、入居者様が短冊など七夕の飾りつけ

令和6年7月2日(火)午前10時30分頃から、ひばり野苑のユニット広場で、入居者様が七夕の飾りつけを行ってくださいました。

つける短冊には、以前入居者様がご自分で書いた願い事などが。

「いいがに、なっとんねけ」

「これに短冊吊るしたら、もっとみよなるわ」

「願い事の短冊、どこにつけるが」

「このあたりが、いいがじゃない」

「これで、いかろか」

「下からも、見えるとこが、いいがいぜ」

「もうちょっと横かね」

「うん。そこで、いかろ」

「見っしゃい。どれだけいいがになったか」

「これなら、やった甲斐、あったわ」

ユニット広場に設置した七夕は、入居者様のご協力で出来上がりました。

カテゴリー
寿楽苑日記

ひばり野苑での上映会150回目は、「美空ひばり」歌ビデオ

令和6年7月1日(月)午後2時から、ひばり野苑ユニット広場での上映会が150回目となる「美空ひばり」の歌ビデオを上映しました。

まず、美空ひばりビデオ大全集第一巻「悲しき口笛」

昭和51年~63年、中野サンプラザホール、日本武道館、帝国劇場、東京ドームでのライブ映像です。

・悲しき口笛、東京キッド、私は街の子、ひばりの花売り娘

・越後獅子の唄、素敵なランデブー、あの丘越えて、悲しい酒

・お祭りマンボ、お前に惚れた、恋女房、津軽のふるさと

・リンゴ追分、終わりなき旅、みだれ髪、人生一路

続いて、「最後の絶唱全25曲 美空ひばり」。

昭和64年年1月4日に、TBSテレビで放送されたものです。

・真赤な太陽、人生一路、お島千太郎、ひばりの佐渡情話

・悲しき口笛、私は街の子、東京キッド、あの丘越えて

・リンゴ追分、花笠道中、お祭りマンボ、暗夜行路、愛燦燦

カテゴリー
寿楽苑日記

喜楽苑でショウブ湯

6月22日から、喜楽苑のお風呂はショウブ湯になりました。

6月中旬を過ぎた、ある日の午後のことです。

入居者様と職員とが「もう、ショウブの季節になりましたね」「家のショウブの花が咲いていますよ。今度持って来ますね」とおしゃべり。

後日、職員が家から持って来たショウブの花をリビングに飾ります。

切り取った葉を見て、「この葉、どうしましょうか」と入居者様に尋ねると、「風呂に入れてショウブ湯にすればどうけ」と教えてくださいました。

そこで22日から6月末まで毎日ショウブ湯にすることに。

ショウブ湯に入った入居者様は「なんか身体あったかいわ。肌がすべすべしとるようやわ。なんやら、気のせいやろか」と。

そこで職員が「いいえ。気のせいじゃないですよ。お肌ツルツルになってますよ。よかったですね」と声をかけると、「ウフッ」と照れ笑いをする入居者様。

ショウブ湯に入ると、身体がぽかぽか、気分まですっきり爽やかの居者様でした。

カテゴリー
寿楽苑日記

ひばり野苑で、「花笠道中」上映会

令和6年6月28日(金)午後2時から、ひばり野苑ユニット広場で「花笠道中」上映会を開催しました。   

昭和37年封切り、美空ひばり、里見浩太朗、近衛十四郎、花房錦一、西崎みち子、久我恵子他出演です。

江戸は両国、矢場の娘お君と素浪人緋鯉の寛太は、とてもいい仲。

ところが、ある日のこと、その寛太が突然姿を消してしまったのだ。

寛太の行く先を知ったお君は、新太と金次を引き連れて旅に出る。

小田原で寛太と会った新太に、寛太が打ち明けたのが、実は浜松七万石のお家騒動に捲きこまれてしまったのだと。

藩主が病死したために、起ったのが後継ぎの問題。

長男は行方知れずのままで、次男は幽閉され、三男はまだ幼い身。

家老の松江は、長男を藩主として主張する。

ところが、次男の後見として藩乗っとりを画策する飯田左京は、次男を藩主にと推したのだ。

寛太と新太は、浜松城へと急いだが、途中襲われたところを、ある浪人に救われる。

浜松城では、竹千代と並んだ左京を上座にして、祝宴たけなわ。

座が進み、お京太夫一座の踊りが最高潮に達した時、そこへ現れたのは新太と若様姿の寛太である。

カテゴリー
寿楽苑日記

舟見寿楽苑へ、移動スーパー「とくし丸」」

令和6年6月27日(木)午前10時過ぎ舟見寿楽苑へ、移動スーパー「とくし丸」がやって来ました。

この日は、舟見寿楽苑1階の入居者様と、ひばり野苑入居者様が買い物です。

ご家族と一緒に買い物をする入居者様は、お二人で相談しながら選んだ品を、買い物かごの中へ入れていきます。

「このゼリーで、いいですか」

「うん。それと、せんべいも」

「欲しいが、ありました」

「あんころ餅の、袋入りお菓子があったわ」

「あと、どいが欲しいが」

「アンパン、おやつ用に入れてもらえる」

「いっぱい、買わっしゃったね」

「お菓子ばっかりやよ」

入居者様は、買った品物の入った袋を大事そうに抱え、ご自分の部屋の方へと戻っていきました。

カテゴリー
寿楽苑日記

1階広場で、「鬼平犯科帳 昔の女」上映会

令和6年6月26日(水)午前10時から、1階広場で「鬼平犯科帳 むかしの男」上映会を開催しました。

平成元年12月20日放送で、中村吉右衛門、鹿内孝、亀石征一郎、小林かおり、多岐川裕美他出演です。

平蔵は、幕府の命により甲州へ出張していた。

甲斐、信濃の二州に渡って悪事を働いている、犬目の伝次郎の逮捕がその目的だった。

ある日のこと、平蔵の留守を守る妻久栄のもとに、一通の手紙が届いた。

差出人の名は、近藤唯四郎で、かつて久栄を口説き、捨てた男であった。

平蔵と同じ、本所の旗本の出でありながら、人を殺めるなどして身を持ち崩し、今では盗賊の用心棒になっていた。

近藤の狙いは、久栄の過去をネタに、捕えられた盗賊のひとり、砂吉を釈放することだった。

久栄は、毅然として要求をはねつけた。だが、近藤は盗賊の一味らとともに、久栄の姪妙と、女中しのを誘拐。

期限までに、久栄ひとりで砂吉を連れてこなければ、ふたりの命はないと脅迫してきた。

意を決した久栄は、火付盗賊改方の御用部屋へと。

カテゴリー
寿楽苑日記

喜楽苑で、ナス収穫

令和6年6月24日(月)喜楽苑の中庭で、入居者様にご協力をいただき、ナスの収穫を行いました。

苗を植えたのは、5月11日でしたので、約1か月半での収穫です。

入居者様は、ハサミを使って「これなら、大きくなったので、いかろ」。

採ったナスは、この日の夕食として、入居者様の食卓へと。

ナス、ホウレンソウ、トマトにハツカダイコン。

植えた野菜たちは、どれも順調に成長をしています。

入居者様に喜楽苑特製、新鮮な夏野菜を召し上がっていただける時期になって来たようです。

カテゴリー
寿楽苑日記

喜楽苑で、「愛染かつら 総集編」上映会

令和6年6月24日(月)午後1時30分から、喜楽苑ひまわり広場で、「愛染かつら 総集編」上映会を開催しました。 

昭和13年封切り、田中絹代、上原謙、佐分利信、霧島昇他出演。

高石かつ枝は、外出中、同僚の看護婦仲間に、自分の子供と一緒にいるところを見られてしまった。

病院では、同僚たちから、看護婦は独身が原則であると責められた。

しかし、身の上を話して、皆の承諾を得ることが。

そんな中、院長の息子津村浩三が、病院へ復員してきた。

パーティーの席上、浩三はかつ枝を見て、すっかり心を奪われてしまった。

浩三は、往診の帰り、かつ枝と一緒に霊木「愛染かつら」を訪れる。

そこで浩三は、かつ枝とある約束をする。

そんなある日のこと、浩三に縁談がもちあがった。

病院の経営をうまくいかせるための、父が考えた政略結婚であった。

浩三は、駆け落ちのため、かつ枝と駅で待ち合わせの約束をした。

ところが、かつ枝は、娘が急病になって約束の時間に遅れそうになり、タクシーで駅へと向かったのだが、列車は。

カテゴリー
寿楽苑日記

喜楽苑入居者様が、愛本姫社まつり見物

令和6年6月21日(金)午後2時から、喜楽苑入居者様と職員が、愛本姫社まつり見物に出かけました。

現地では、「愛本姫社まつり大蛇お光行列」と書かれた、横断幕を持った一行が、そろりそろりと練り歩きながら、こちらの方へ近づいてきます。

それを目にした入居者様は、「わーぁ。かっこいいね」「花嫁さんも来るはずながに、まだかね」。

すると、遠くの方からやって来たのが花嫁のお光さん。

「やっと嫁さん来たけど、見えんね」

お光さんの周りには多くの人が取り囲んでおり、「いいがに見えんで残念やけど、ちょとでも見えたからいいわ」。

職員の実家で休ませてもらっていると、着物を着た子供たちがやって来たでは。

「あんたたち、かわいらしいね。一緒に写真撮ってくれる」

すると、心よく写真撮影を了承です。

「こんで、満足したわ。いいもん見せてもろたし、かわいい子供たちと写真撮れたから」

入居者様の笑顔が素敵な、愛本姫社まつり見物でした。