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寿楽苑日記

喜楽苑でチューリップの球根植え

令和6年11月11日(月)午後2時半頃から、喜楽苑の中庭に置いてあるプランターに、チューリップの球根を植えました。

球根は全部で100個あり、紫、白、ピンク、黄色の4種類です。

入居者様と職員が一緒に植える予定だったのですが、窓を開けると「あい、寒いぜ。寒いから外へ出るが、やわ」の声。

そのため、職員が植えることになり、入居者様は窓越しに見物です。

「もうちょっと、深くせんにゃ」

「そうそう、そのぐらい」

などと、チューリップ植えについて大先輩である入居者様から、いろいろと指示が出ます。

「それちゃ、食べられら」

「チューリップやから、食べられんよ」

チューリップから、食べ物の話へと変わっていきます。

喜楽苑の入居者様は、どなたも食べる物が大好きな証拠。

春には、きれいな花が咲きますようにと、手を合わせて球根植えは無事終了しました。

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ひばり野苑で、「美空ひばり」等の歌上映会

令和6年11月11日(月)午後2時から、「最後の絶唱全25曲 美空ひばり」等の上映会を開催しました。

昭和64年年1月4日に、TBSテレビで放送されたものです。

・真赤な太陽、人生一路、お島千太郎、ひばりの佐渡情話

・悲しき口笛、私は街の子、東京キッド、あの丘越えて

・リンゴ追分、花笠道中、お祭りマンボ、暗夜行路

・愛燦燦、ある女の詩、悲しい酒、ひとり寝の子守唄

・港町十三番地、月下美人、影を慕いて、柔、芸道一代

続いては、懐かしい曲を。

・さざんかの宿、北国の春

・旅のつばくろ、涙の渡り鳥

・お座敷小唄、芸者ワルツ

・かえり船、哀愁列車

・からたち日記、おもいで酒

・りんごの唄、愛染かつら

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喜楽苑で、「東海の顔役 若き日の次郎長」上映会

令和6年11月8日(金)午後1時30分から、喜楽苑ひまわり広場で「若き日の次郎 東海の顔役」上映会を開催しました。

映画は昭和35年封切りで、中村錦之助、丘さとみ、東千代之介、大川恵子、原健策、大河内傳二郎、月形龍之介、田中春男他出演。

清水港は米飢饉で、米問屋の長五郎は、昼間からバクチにふける日々を過ごしていた。

ある日、長五郎は、店先でゆすっていた浪人を痛めつけ、わずかな米を与えて追い返してしまう。

だが、その浪人は、一人娘を残して割腹してしまったのだ。

長五郎は、そのことを知り、余にも理不尽だと禁制の米を売る決心をする。

しかし、役人に補えられ家へ戻った長五郎は、紀州へ向かう船に乗ることになった。

舟の中で喧嘩の末、船の頭となった長五郎は、船の行き先を尾張へと変えることに。

長五郎は、尾張の賭場で米の切手を手に入れ、その切手を米に交換しようとしたのだが、それが出来ないと分かった。

四日市で、表向きの花会、実はヤミ米の大取引が行なわれるということを知った長五郎。

盃を交わした子分たちを従え、そうそうたる親分衆が居並ぶ花会の場へと乗り込んだ。

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1階入居者様が、宇奈月ダム湖へ紅葉狩り

令和6年11月6日(水)の午後、1階入居者様が、宇奈月ダム湖へ紅葉狩りに出かけてきました。

出かける数日前から、天気の心配を。

でも、参加する入居者様、「私、晴れ女やから、晴れるよ」「私も、晴れ女やから、大丈夫」などと。

出かける前、髪を整え、口紅をひき、スカーフをまいてのおしゃれです。

宇奈月ダム湖へ近づき、周りの景色を眺めながら。

「紅葉きれいになってきとるね」

「雨降りじゃなかって、いかったわ」

「久しぶりのお出かけやから、嬉して嬉して」

駐車場に着くと、そこにはサルが何匹も。

人が近づいても、逃げるそぶりがありません。

入居者様は、おやつを食べながら、紅葉や対岸を走るトロッコ電車などを眺めます。

「トロッコ電車、来たわ」

「あんた、乗ったことあるが」

「あるよ。トロッコ電車、暑い夏でも、涼しいがいぜ」

「ほらほら。ボスサル、あっちへ走って行ったわ」

「子ザルは、かわいいがいけど、でっかいがわね」

帰る途中、車の中から、宇奈月温泉街を見物。

「昔、ようここへ来たもんやぜ」

「ほら、あこ。お菓子屋さんやぜ、あこのお菓子おいしいが」

戻ってからも、「楽しかったわ、ありがとう」「久しぶりに、出かけられて嬉しかったわ」などと、笑顔の入居者様でした。

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喜楽苑へ、移動スーパーとくし丸

令和6年11月7日(木)午前10時過ぎ、喜楽苑へ移動スーパーとくし丸が、やって来ました。

入居者様は、車が到着する予定の時間前から、暖房の効いたコミュニティルームで待機です。

ご家族様も3人お見えになり、入居者様と一緒に買い物のお手伝いを。

「黒コンブ、どこにある」

「私は、コンブ茶欲しいが」

「袋入りの、いっぱい入ったチョコレートは、どこけ」

「ふりかけ、毎日でもいいが」

「大好物のお汁粉、頼まれた分買わんと」

「この、ぶどうパン、大好き」

「カルシウムのせんべい、体にいいから、もらお」

「マドレーヌ、優しい味やからいただくわ」

「こんで、いいが」

「こんで、いいちゃ」

品物がいっぱい入った袋を抱えた入居者様は、笑顔で広場の方へ戻っていきました。

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デイサービス通路は、紅葉真っ盛り

令和6年11月6日(水)、デイサービス通路は、紅葉まっさかりで、秋本番を迎えています。

モミジの葉など、デイサービス利用者様にお手伝いいただいて作り上げた、壁飾りです。

作るのに要した期間は、約1か月。利用者様が、こつこつ1枚ずつ手作りして、仕上げました。

真っ赤なモミジが、天井まで届いているのを見た利用者様。

「りっぱな、モミジの木やね」

「立派にできとるから、これなら本物以上」

「切ったり貼ったり、手伝った甲斐があったわ」

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舟見交流センターへのお出かけと干し柿作り

令和6年11月3日(日)、喜楽苑の入居者様が、近くにある舟見交流センターへ出かけてきました。

この日は、舟見地区の公民館まつりが行われており、それを見学するためにです。

到着すると、入居者様のご家族も来ていて、お互い思わずニッコリ。

「元気やった」

「うん。元気やぜ」

入居者様とご家族の会話も、弾みます。

会場では、豚汁などが振る舞われており、早速「いただきます」。

「この豚汁、熱々やぜ」

「あったかいが、おいしいね」

舞台では、子供たちによるダンスや、おわら節などが披露。

綿菓子やお餅などをお土産にいただいて、喜楽苑へ戻ってきました。

午後2時過ぎから、干し柿作りです。

101歳の入居者様は、柿の皮をむくのが、とても上手。

むいた皮を紐で縛り、ハンガーラックに吊るします。

2、3週間外へ出して、強い風にあてれば、おいしい干し柿ができあがる予定です。

ところが、むいたばかりの柿を食べようと、手を伸ばす入居者様が。

「それ、渋柿ながいぜ。だから、食べられんちゃ」

干し柿が食べごろになるのを、今から心待ちにする入居者様でした。

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1階広場で、歌謡曲上映会

令和6年11月5日(火)午前10時から、1階広場で歌謡曲上映会を開催しました。

さざんかの宿

哀愁列車

お座敷小唄

芸者ワルツ

旅のつばくろ

悲しき口笛

リンゴ追分

波止場だよおっ母さん

酒は涙か溜息か

国境の町

東京ラブソディ

北国の春

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喜楽苑入居者様、秋のドライブ

10月初旬から10月末にかけ、喜楽苑の入居者様がドライブにでかけました。

朝日町山崎にある喫茶勘助では、コーヒーを飲んで、お汁粉をいただたき「うまいわ」と舌鼓。

くろべ牧場まきばの風でソフトクリームを食べ、牛を見たりしながら「紅葉、11月初めくらがちょうどやと思うな。その頃、また来たいな」。

宇奈月温泉と、舟見手足ぬくもりひばり野湯の足湯では、温かいお湯に足をつけ「気持ちいいね」。

宇奈月ダム湖ではトロッコ電車に手を振り、帰る途中猿の団体さんと遭遇。「猿たち、いっぱいおるな。なに食べとらいろ」。

入善町のケーキ屋さんでは「どれにしよかな」「私、ホットミルク飲みたいわ」などと。

飲み物とケーキが出てくると、さっきまでのおしゃべりはどこへやら、黙々と食べる入居者様。

「ごちそうさまでした。いただいたから、さぁ帰ろ」

101歳の入居者様は、終始笑顔で「おいしいわぁ」。

一緒にいた入居者様、「私、おみやげに買いたい。このドーナツ」。ご自分で選んだドーナツのお金を会計で支払い、満足げな表情です。

「今度、どこ行こう」

「やっぱり、おいしい物食べたいね」

入居者様、帰ってからも、ドライブの話題で持ちきりでした。

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ひばり野苑で、「男はつらいよ 寅次郎頑張れ」上映会

令和6年11月4日(月)午後2時から、ひばり野苑ユニット広場で「男はつらいよ 寅次郎頑張れ」上映会を開催しました。

昭和52年封切りで、渥美清、藤村志保、中村雅俊、大竹しのぶ、前田吟、下條正巳、倍賞千恵子、三崎千恵子、太宰久雄他出演です。

寅さんの部屋に、長崎県平戸島から上京し電気会社の作業員をしている良介が下宿した。良介は食堂で働く幸子に恋心を抱いていた。

それを知って寅さんは、良介に恋のコーチを。

良介と幸子のデートは失敗に終わるが、あきらめきれずプロポーズ。幸子は、田舎の母が急病のため帰郷する直前で、良介の言葉に返事をする余裕がなかった。

良介は、失恋したと思い込み、ガス自殺を図って、平戸島に帰ってしまった。

良介を心配して平戸島へ出かけた寅さんは、みやげもの屋をしている良介の姉・藤子を紹介されて一目惚れ。

そんななか、田舎から帰った幸子が、良介を好きだったと、さくらに告白したのだ。

良介は藤子とともに東京へ向かった。   良介と幸子の結婚話はトントン拍子に進んだ。そして、寅さんの藤子への思いは。