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寿楽苑日記

ひばり野苑で、「喜劇 団体列車」上映会

令和6年9月25日(水)午後2時、ひばり野苑ユニット広場で「喜劇・団体列車」上映会を開催しました。

昭和42年封切りで、渥美清、大辻伺郎、市村俊幸、由利徹、楠トシエ、ミヤコ蝶々、笠智衆、宮城けんじ、東けんじ 佐久間良子他出演です。

奥道後温泉の近くにある、伊予和田駅に勤務する山川彦一は、30歳で独身。

母親であるお杉と、二人で暮らしている。

これまで過去3回助役試験に落ちており、今度が4度目の挑戦。

第一次試験は、パスしたのだが、二次試験の自由討論になって大失敗をしてしまう。

ある日のこと、彦一は迷子の母親である志村小百合と知り合いになった。

小百合は学校の先生をしており、夫に先立たれた未亡人。

彦一は、小百合の美しさに、すっかり夢中になってしまう。

そんな時、叔父の風間から、彦一に見合の話が舞い込んで来た。

四国巡りの団体客に、彦一が添乗としてついて行くことに。

その中には、子供を連れた小百合もいたのだが、同じ列車に、彦一の見合い相手も乗ってきた。

旅行の途中、小百合から、話があると言われた彦一は、すっかりその気になって。

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1階広場で、「鬼平犯科帳 馴馬の三蔵」上映会

令和6年9月24日(火)午前10時から、1階広場で「鬼平犯科帳 馴馬の三蔵」上映会を開催しました。

平成3年12月11日放送で、中村吉右衛門、金内喜久夫、伊藤美由紀、高野真二、多岐川裕美他出演です。

小房の粂八が平蔵の密偵になる前、まだ野槌の弥平の配下だったころのこと。

粂八は、小料理屋川宗のお紋と男女の仲になっていた。

だが、お紋には、鮫洲の市兵衛という男がついており、粂八とお紋は、市兵衛から逃げ、ふたりで生きていこうと決意。

粂八は、旧知の盗賊馴馬の三蔵の女房おみののところにお紋を預けた。

だが、おみのとお紋はごろつきのような男たちによって殺され、それは、市兵衛の仕業と思われた。

三蔵は失意のうちに失踪。

その後、平蔵の密偵となった粂八は、市兵衛への恨みを押し殺して生きてきた。

ある日のこと、日本橋の呉服問屋扇屋が襲われ、下手人として市兵衛が捕まった。

粂八と市兵衛のいきさつを聞いた平蔵は、粂八を見守る。

そのころ、偶然にも粂八は三蔵の姿を見かけ、三蔵は、盗みの準備をしているようだった。

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喜楽苑で、「鬼平犯科帳 兇剣」上映会

令和6年9月20日(金)午後1時20分から、喜楽苑ひまわり広場で「鬼平犯科帳 兇剣」上映会を開催しました。

平成元年10月11日放送で、中村吉右衛門、井川比佐志、藤岡卓也、長谷川真弓、多岐川裕美他出演です。

長谷川平蔵は、久しぶりに父の墓参りをかねて京都を訪れていた。

骨休めの京見物のつもりが、盗賊虫栗の権十郎とその一味の手がかりをつかみ、急報を受けた京都西町奉行所与力、浦辺彦太郎の出動でお縄にした。

彦太郎は昔、平蔵が世話になった浦辺源六郎の長男であった。

そんなある日、平蔵は京の町で男に追われていた、およねを助けた。

およねは、奈良大泉村の出身で、大坂にある大店出雲屋に奉公に出ていた。

出雲屋の主人、丹兵衛の裏稼業は、凶悪な盗賊高津の玄丹であった。

およねは、丹兵衛の正体を知ってしまったために、命からがら逃げていたのだ。

およねを襲ったのは、一味のひとり、伝五郎であった。

丹兵衛は、およねがかくまわれたことを知り、平蔵もろとも始末するため、刺客として大河内一平らを雇い、伝五郎ほか手下とともにあとを追わせた。

そのころ平蔵は、およねを伴い、浦辺、木村忠吾と奈良に向かっていた。

平蔵は、追っ手の動きを知り、丹兵衛には、何か別の魂胆があると踏む。

そして、およねの話から、少しずつ謀略の全貌に近づいてきた。

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喜楽苑へ、移動スーパー「とくし丸」

令和6年9月19日(木)午後10時過ぎ、喜楽苑へ移動スーパー「とくし丸」がやって来ました。

この日は、ご家族様も入居者様の買い物のお手伝いです。

そして、少し前まで降っていた雨が「とくし丸」が到着する直前、止むという幸運も。

「カブの漬物、どこにあるが」

「お茶うけに、このマドレーヌって、いいがやよ」

「ふりかけ、梅入りのががいいから、奥のやつ」

「今日、バナナいらんわ」

「私、キュウリの漬物食べたいが」

「レーズンパイおいしそうやから、買うてこ」

選んだ商品が、白い買い物かごへ、次々に入れられていきました。

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喜楽苑で、敬老お楽しみ会

令和6年9月18日(水)午後2時から、喜楽苑ひまわり広場で、敬老お楽しみ会を開催しました。

敬老お楽しみ会は、飲み物とお菓子をいただくことからスタート。

「お抹茶いただけるが。なら、一服お願い」

経験のある入居者様が、それぞれ茶せんで抹茶のお点前を披露です。

抹茶が不得手な入居者様には、ミルク味の飲み物、コーヒー、昆布茶などを準備。

「何を飲みたいか、教えていただけますか」

「それなら、やっぱり、お抹茶いただきたいわ」

月見の団子ならぬ、まんじゅうが準備されており、「これ、おいしいお菓子やね」

「このお椀、なに焼きやろうかね」

「これやったら、安ないと思うよ」

飲み終わったところへ、廊下の奥の方から、「人生 楽ありゃ 苦もあるさ」の歌声が聞こえてきたでは。

そうです。

助さん格さんを引き連れた、水戸黄門一行が、広場に登場です。

一行が正面に揃ったところで、格さんが印籠を前に突き出し、「この紋所が目に入らぬか」。

そして、決まり台詞の「恐れ多くも、天下の副将軍水戸の光圀公にあらせられるぞ」。

黄門様が、「皆さん、お元気でしたか。世の中、平和が一番」。

そして、「平和で、穏やかに過ごしていきたいですね」と挨拶。

挨拶続いて、いよいよ水戸黄門のスコップ三味線と、助さんによる歌が始まります。

まず、「津軽じょんがら節」。

歌い終わると、アンコールの声。

アンコールにこたえて、「女じょんがら節」が披露です。

曲が終わると、続いてまたまた、アンコール。

「帰って来いよ」と続きます。

水戸黄門様に「練習は、どのくらいしたんですか」と質問が。

すると黄門様が、「皆さんに喜んでもらおうと思って、1週間ほどしました」。

「リクエストがあれば、いつでも受けますので、また言ってくださいね」と入居者様に。

そして、黄門様から「皆さんに、プレゼントがあります。干支別に用意した、仏様の塗り絵です」。

「塗ったら、ご利益があると思いますので、部屋に飾ってくださいね」

「皆様、益々元気で、長生きされますように」と言いながら、入居者様と固い握手を交わし、水戸黄門一行は旅立って行きました。

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寿楽苑だより

寿楽苑だより(131号)

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ひばり野苑で、「男はつらいよ 寅次郎純情詩集」上映会

令和6年9月17日(火)午後2時から、ひばり野苑ユニット広場で「男はつらいよ 寅次郎純情詩集」上映会を開催しました。

昭和51年封切りで、渥美清、檀ふみ、京マチ子、倍賞千恵子、下條正巳、三崎千恵子、前田吟、太宰久雄、佐藤蛾次郎、中村はやと他出演。

旅先から帰ってきた寅次郎は、さくらの息子満男の小学校担任雅子先生と知り合った。家庭訪問なのに、雅子先生を相手にでしゃばってくる寅次郎に対して博は激怒。

寅次郎は、とらやを飛び出ていく。

寅次郎は、旅先の温泉で、知り合った旅芸人一座と再会。

盛り上がって金も無いのに見えを張り気前よく振る舞ったため、再びとらやの人々に迷惑をかけることに。

とらやへ戻った寅次郎は、店先で雅子先生と長い病院生活を終えて退院した、彼女の母親である綾と出会う。

綾は、寅次郎や、さくらの幼少時代を知っており、何十年ぶりかの再会を喜ぶ。

その後、綾の家へ通い詰める寅次郎を、とらやの面々が心配するが、「自分の手で一銭も稼いだことがない」世間知らずの綾は、寅次郎の奔放さに惹かれていく。

ある日、さくらは、雅子先生から母の綾の余命が、わずかなのだと耳にした。

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1階広場で、運動会

令和6年9月10日(火)午前2時から、1階広場で運動会を開催しました。

参加した入居者様は21人で、富山大学の実習生2人も協力です。

入居者様は紅白の帽子をかぶり、準備体操で身体をほぐしてから、チームの代表が大きな声で選手宣誓です。

ゲームは、順送ゲームと、玉入れなど。

隣の人へ手渡すのは、ボールの他に人形も。

身を乗り出すようにして渡そうとするのですが、それがなかなか。

「こうやったら、早なると思うよ」と、作戦を立ててやると、それが見事的中。

「向こうなんかに、負けられんぞ」、思わず声も出ます。

続いて、玉入れゲーム。

玉を入れるカゴは、職員が引っ張る移動式。

カゴが目の前をゆっくり通るので、「これやったら、入るわ」と入居者様。

膝の上にたくさんの玉を抱え、準備は万端。

ゲームが終わって、大きな声で万歳三唱です。

笑顔のうちに、元気いっぱいの運動会は幕を閉じました。

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700回目の上映会は、1階広場で「鬼平犯科帳」上映会

令和元年11月2日に上映会を開始してから4年と10か月強、この日ちょうど700回目となる上映会を開催しました。

令和6年9月16日(月)午前10時から、1階広場で「鬼平犯科帳 剣客」を上映。

平成3年12月4日放送で、中村吉右衛門、中尾彬、石橋正次、大橋壮多、多岐川裕美他出演。

平蔵と同心木村忠吾は、編笠姿の不審な浪人を見かけた。平蔵は、忠吾に尾行させるのだが、まかれてしまう。

そこへ、非番の酒井祐助が声をかけてきた。酒井の剣術の師匠である松尾喜兵衛を見舞いに行くところだという。

平蔵は、近くにあるという松尾の隠居先に同行。

だが、松尾喜兵衛が何者かに斬り殺されていた。

編笠の浪人の仕業と見た平蔵は調べを進める。

そのころ、密偵のおまさは、かつて駿河・遠江を荒らしまわっていた野見の勝平の配下定吉の姿を見かける。

彦十らの働きにより、勝平一味の動きが次第に明らかになってくると、編笠の浪人が、勝平一味の抱えている凄腕の用心棒であることがわかった。

浪人の名は、石坂太四郎。

平蔵は、酒井に師の仇を取らせ、かつ一味を捕えるために。

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喜楽苑で、ドッグカフェ開店

令和6年9月13日(金)午後2時から、喜楽苑のコミュニティー広場で、ドッグカフェを開店しました。

この日は、富山大学の実習生2名と職員が喫茶店員になり、コーヒーなど入居者様がご希望のドリンクをサービスです。

入居者様はメニューを見ながら「う~ん。どれにしようかな」「お代わりしてもいいがけ。なら、はじめに昆布茶お願い」などと実習生に注文を。

広場では唱歌が流れており、とても落ち着いた雰囲気。

みんなでお茶等を飲みながら、実習生とおしゃべりをしている所へ、ミニチュアダックスのミミちゃんが遊びに来たでは。

入居者様は「あい、可愛らしいやー。こっちいらっしゃい」と声をかけます。

ところが、ミミちゃんは何度も遊びに来ており、回る順番があるようで、なかなかカフェへは行きません。

続いて、やって来たのがコリーのララちゃん。

入居者様は「今度は、大きな犬きたぜ。」と大きさにビックリしていましたが、おとなしいララちゃんは、すぐに入居者様の人気者。

入居者様と実習生、職員はお茶を飲むのも忘れて、2匹の犬に夢中です。

「おすわり。お手」「舐めんといて」「撫でてもいいが」「家にも犬おらいぜ」「私ん家は、猫おらいぜ」等々会話が弾みます。

最後に実習生の2人が2日間の感想を述べると、入居者様も「あんたらみたいな若い人と過ごせて若返った気分になったわ。ありがとう」とお礼を言い、楽しいドッグカフェは閉店となりました。