令和6年6月28日(金)午後2時から、ひばり野苑ユニット広場で「花笠道中」上映会を開催しました。
昭和37年封切り、美空ひばり、里見浩太朗、近衛十四郎、花房錦一、西崎みち子、久我恵子他出演です。
江戸は両国、矢場の娘お君と素浪人緋鯉の寛太は、とてもいい仲。
ところが、ある日のこと、その寛太が突然姿を消してしまったのだ。
寛太の行く先を知ったお君は、新太と金次を引き連れて旅に出る。
小田原で寛太と会った新太に、寛太が打ち明けたのが、実は浜松七万石のお家騒動に捲きこまれてしまったのだと。
藩主が病死したために、起ったのが後継ぎの問題。
長男は行方知れずのままで、次男は幽閉され、三男はまだ幼い身。
家老の松江は、長男を藩主として主張する。
ところが、次男の後見として藩乗っとりを画策する飯田左京は、次男を藩主にと推したのだ。
寛太と新太は、浜松城へと急いだが、途中襲われたところを、ある浪人に救われる。
浜松城では、竹千代と並んだ左京を上座にして、祝宴たけなわ。
座が進み、お京太夫一座の踊りが最高潮に達した時、そこへ現れたのは新太と若様姿の寛太である。