令和5年11月9日(木)午後1時15分から、ふれあい温泉和室で第2回「温泉で学ぶ正しい介護方法研修会」を開催しました。
実際に介護の世話をしている人や、介護に関心のある人などを対象に、施設職員から介護技術、介護保険やサービスなどについて学ぶ研修会です。
在宅で介護を行っている人の負担軽減と、介護に関する知識を得て、学んだ後ふれあい温泉で日頃の疲れを癒し、明日の介護への糧にしてもらいたいと企画しました。
研修会は、舟見寿楽苑高村施設長の挨拶と「認知症介護の心得について」からスタートです。
高村施設長が認知症介護について、分かりやすく解説。
そして、講義に移ります。
講師は、舟見寿楽苑の職員が担当し、まず舟見寿楽苑九里介護長(介護福祉士)が、「正しい介護方法について」と題して講義。
腰痛体操の後、介護技術のなかでも、特に基本になる点について、ポイントを押さえ分かりやすく解説。
次は、舟見寿楽苑村井介護福祉士による「介護用品等について」です。
尿取りパッドとトロミ食について、目の前で実際に水を使用しての見える講義です。
続いて、舟見寿楽苑在宅介護支援センター斉藤介護支援専門員が、「介護保険・福祉サービス等について」講義。
介護保険と関連する福祉サービス等について、詳しく説明を行いました。
講義の後、介護に関する相談等の時間。
参加者は、日頃疑問に感じていることや、講義のなかで、より詳しく知りたいと感じた点などについて講師に質問。
また、見本として展示してある尿取りパッドや、トロミ食品などを手に取り、熱心に見ていました。
「どの講師の先生も、分かりやすて、いい研修会やったね」
「介護の大事なこと、まとめて聞かれることって、あんまりないもん」
「こい研修会なら、定期的に開いてもらいたいわ」
「いつか、自分の身にかかることやから、参加して損なかったよ」
「実際に、やっとる人たちが講師やから、話に説得力あったし」
「友達一緒に連れてきて、聞かせてやりたかった。失敗やったわ」
その後、ふれあい温泉入浴し、日頃の疲れを癒して、研修会は幕を閉じました。
この研修会は、赤い羽根共同募金の助成で、社会福祉法人舟見寿楽苑が開催したものです。