令和5年6月19日(月)午後3時から、喜楽苑ひまわり広場で、愛本姫社まつりを開催しました。
愛本姫社まつりは、毎年6月21日に黒部川愛本橋の麓にある、黒部市宇奈月町下立地区で行われており、それを一足早く喜楽苑バージョンとして行ったものです。
まず、紫色の傘で顔を隠したお光が登場し、正面の席へ。
そこへ、凛々しい花婿が大蛇を引き連れてやってきて、お光の隣へと。
二人揃ったところで、「東西東西 ここにおりますのは光と申す おみつの物語でござい」と口上が述べられ、結婚式がスタートです。
「かわいらしい、お光ちゃんやね」
「愛嬌があって、なかなかいいさんやわ」
「花婿やって、きれいな顔しとられるよ」
「二人とも、衣装似合っとるし」
花婿が、参加した入居者様にお光との結婚の報告をしてから、三々九度。
「三々九度見たが、久しぶりやわ」
「花婿さん、お光より背低いがいね」
そして、乾杯では参加者にノンアルコールビールも振るまわれ、大きな声で一緒に「かんぱーい」。
そして、余興へと移り、太いまゆ毛の、加山雄三が「君といつまでも」の歌を披露。
続いて、外国からやって来た「ワタシ ニホンゴ ワカリマセーン」と、金髪のキャサリンが「瀬戸の花嫁」の歌を歌います。
盛り上がったところで、賑やかに北島三郎の「まつり」を全員で。
「こいが、初めて見させてもろたわ」
「このまっつり、いいいね」
「は、は、はっ。いかったよ」
「この次も、また見せてくれん」
「こいが見せてもろたら、元気出てくるわ」
「なかなか、見られんもん見れたし、いい日やった」
「おもしかった。時間、すぐ過ぎてったもん」
「誰が、こいが考えるがかね」
職員が、参加した入居者様へ「喜楽苑は、こいいいとこなが。また楽しんでくださいね」。
すると、会場から大きな拍手。
会場には、盛り上がった愛本姫社まつりの余韻が、いつまでも残っていました。