
入居者様同士が一緒におはぎ作りをし、相互の関係を深めようと企画したものです。

赤や、橙色などのバンダナを頭に巻き、ここからが腕に覚えのある入居者様の出番。

「ちょっと大きいから、半分にしてくださいね」
「うん、わかったよ。なら、このくらいにするわ」
そして、あんこのおはぎから、作り始めます。
まるで、おはぎ作りのプロのような入居者様がいて、売り物のようなおはぎが、みるみるうちに出来上がっていきます。

「はい。でも、手袋つけてからやりましょうね」
なかには、作ったばかりのおはぎを、つまみ食いする入居者様も。
余程おいしかったのか、指をペロペロ、お皿もペロペロです。
「もうちょっと待ってください。皆さん一緒に食べたら、もっとおいしいですよ」

飲み物は、抹茶と緑茶などが準備してあります。

「あれっ。なんておいしい、おはぎながいろ」
「今日は、こんなおいしいおはぎ食べられて、いかったわ」
「私、次におはぎ作るときも手伝うさかい、言うてね」

