令和7年2月3日(月)午後2時半から、2階広場と小ホールで節分豆まきを行いました。
赤鬼と福の神は、2階広場、小ホールの順に回ります。
鬼がやってくる前、職員が入居者様と一緒に、掛け声の練習です。
「皆さん、鬼がやって来たら、なんて言うんでしたっけ」
ところが、入居者様からの返事が無く、シーン。
「あれっ。鬼はそと。福はうちでしたよね。それでは、一緒に。ふくはーうち」
続いて、大きな声で「おにわーそと」。
練習が終わったところへ、やって来たのが赤鬼と福の神。
入居者様は、福の神から赤と白い玉を受け取り、赤鬼めがけ「おにはー、そと」。
練習した成果が、みられたようです。
「おら、おっかなないもん」
なかには、本音を隠して、強がりを口にする入居者様も。
「こら、こっち来るな」
「あっち、いけま」
赤鬼と福の神は、広場へ出て来てない入居者様の部屋も訪問。
ベッドで福の神から受け取った玉を、入居者様は赤鬼めがけて「えいっ」とぶつけます。
「何、こいつ」
「でっかい、鬼やぜ」
「でも、声は優しいわ」
「玉ぶつけたら、痛がっとるし、強ないがかも」
「落ちた玉拾って、もう一回かつけたるわ」
「力いっぱい、やったれ」
「私、玉2つ、いっぺんに、投げたるわ」
「よーし。これでもか」
赤鬼は、棍棒を振りかざしながら「鬼やぞ」。
そして、「わぁー」と、大声で脅しにかかります。
ところが、入居者様から急所に玉をぶつけられた赤鬼。
「あいた、たっ。そこに、ぶつけたら、ダメ」
それを聞いた入居者様。
「あこ、痛いがいと。なら、あこ目がけて、投げたれ」
あちこちから玉が飛んできて、赤鬼は「痛い痛い」とその場から離れます。
入居者様は、退散した赤鬼を見て、笑顔で「赤鬼、やっつけたぞ」。