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寿楽苑日記

デイサービスで宝引き

令和7年1月7日(火)デイサービス広場で、宝引きを行いました。

まず、2グループに分けての宝引きです。

「でかいが、当たったらいいがやけど」

「1回しか、引かれんがやと」

「なんやらいいこと、あるような気してきたわ」

「先に、鈴ついとるから、当たりじゃわ」

ところが、職員から「今は、練習でした。これからが本番ですよ」。

言われて伊利用者様「そいがやったがけ。なら、本気だすぞ」。

利用者様は、紐を一本選んで持ちます。

全員行きわたるまで待ち、利用者様は持った紐を一人ずつ順番に引いていきます。

紐の先には、紙がついており、そこに大吉、中吉、小吉などと書かれた文字が。

「札ついとるけど、離したらだめながいと」

「なら、しっかり持っとらにゃ」

「すみません。引っ張らんと、ちょっと緩めてください」

「ここ持っても、いいがいろ」

「紙、やらけるかと思て、ドキドキやぜ」

「もう、引っぱっても、いいが」

「あっ。大吉や」

「私、末吉やったわ」

紙には、数字も書かれており、数字の小さい順に、職員が持って来たお菓子を取ることができます。

「しょっぱいがにしよか、甘いがにしよか、迷ってしまうね」

「私は、しょっぱいが、いただこう」

「これ、おいしいわ」

「あらっ。早、食べたがけ」

「腹、減っとるもん」

「そうそう。取ったがいもん、腹ん中に入れんにゃ」

「楽しかったね」

「えらい、おもしかったよ」

「なに、二人して笑とるがけ」

「あんたの顔見ながらやったから、余計楽しかったわ」

「ババになっても、楽しもんは楽しいが」

「あんた、18歳ぐらいやぜ」

「は、は、は。あんたパーマかけとるから、17歳やちゃ」

「やっぱり、パーマ屋さん、行っていかった」

「あれ、なんておかっしゃ」

「今日は、くじ引きで、お菓子もらえたし、来ていかったわ」

「あはは」「うふふ」と賑やかな笑い声が絶えない、デイサービスの宝引きでした。

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