令和5年11月27日(月)午後1時30分から、喜楽苑ひまわり広場で「若き日の次郎 東海の顔役」上映会を開催。併せて、焼き芋作りを行いました。
映画は昭和35年封切りで、中村錦之助、丘さとみ、東千代之介、大川恵子、原健策、大河内傳二郎、月形龍之介、田中春男他出演。
清水港は米飢饉で、米問屋の長五郎は、昼間からバクチにふける日々を過ごしていた。
ある日、長五郎は、店先でゆすっていた浪人を痛めつけ、わずかな米を与えて追い返してしまう。
だが、その浪人は、一人娘を残して割腹してしまったのだ。
長五郎は、そのことを知り、余にも理不尽だと禁制の米を売る決心をする。
しかし、役人に補えられ家へ戻った長五郎は、紀州へ向かう船に乗ることになった。
舟の中で喧嘩の末、船の頭となった長五郎は、船の行き先を尾張へと変えることに。
長五郎は、尾張の賭場で米の切手を手に入れ、その切手を米に交換しようとしたのだが、それが出来ないと分かった。
四日市で、表向きの花会、実はヤミ米の大取引が行なわれるということを知った長五郎。
盃を交わした子分たちを従え、そうそうたる親分衆が居並ぶ花会の場へと乗り込んだ。
焼き芋作りは、オーブンで焼き上げる本格的なもの。
全国焼き芋売りの口上がスピーカーから流れるなど、郷愁を誘います。
焼きあがったイモを前にした入居者様。
「ま、そうやわ」
「昔ながらの、焼き芋やね」
「熱ないよ」
「うん。おいしいわ」
「もっと食べたいけど、お代わりちゃあるがけ」
熱々の焼き芋は、入居者様に、大好評でした。