令和5年10月19日(木)午前10時から、1階広場で「鬼平犯科帳 はぐれ鳥」上映会を開催しました。
平成10年5月13日放送、中村吉右衛門、毬谷友子、羽場裕一、多岐川裕美他出演です。
神田の丁子屋へ盗賊十余人が押し込み、主人一家をはじめ奉公人を殺害、九百八十両もの大金を奪い去った。
それから十ヵ月がたち、依然手がかりはつかめなかったが、平蔵には一縷の望みがあった。
奉公人の中にひとりだけ生き残った手代がいたのだ。
手代は、賊が京の冷泉家に収める白扇を懐にするのを見ていた。
そんな折、木村忠吾は、近江屋で、女を買う女津山薫の話を聞き、声をかける。
だが、津山は忠吾に扇を投げつけ、逃げてしまう。
その扇には、京冷泉と書かれていた。
話を聞いた平蔵は、直ちに近江屋に見張り所を設け、津山が来るのを待った。
だが、忠吾に声をかけられたことを怪しんで、津山は姿を消してしまった。
平蔵は、人相書きを作り江戸中に手配する。
そんな中、吉見丈一郎の前に、津山が姿を現した。
津山と吉見は、かつて同門で剣の修行をした仲だった。