令和5年10月9日(月)ひばり野苑、ユニット広場で「父恋し」他上映会を開催しました。
「父恋し」は、昭和26年封切りで、美空ひばり、若原雅夫、三宅邦子、北龍二、高屋朗、滝謙太郎、桜むつ子、文谷千代子、清水一郎、奈良真養他出演です。
牧田は、ギター流しの歌手として、港の温泉町へやって来た。そこは十三年前、恋に破れた土地で、その時の女性早苗は、娘の恵美子と父を残し、東京へ働きに出ていた。
帰って来る母を待ち、恵美子は波止場へ出て歌をうたっていた。
そのうたは、早苗しか知らない歌であったことから、牧田は恵美子が自分と早苗との子供であることを知った。
恵美子は母会いたさに、うその電報を打った。その電報を見た早苗は、港町へ帰って来て、牧田の姿を見かけたが、牧田は、置き手紙を残して再び姿を消してしまった。
早苗は、すぐに恵美子を連れて上京するが、牧田の居所をつきとめぬまま日を送るうち、新聞で作曲コンクールに入選した牧田の名を発見する。
しかし、牧田は病床にふしており、入選発表会に出られぬ状態のため、恵美子は父に代わって、ステージで歌うことに。
映画の後、美空ひばりビデオ大全集第七巻「哀愁波止場」を上映しました。
昭和56年~59年、フジテレビ、日本テレビ、ABC、TBSで放送されたもの。
・越後獅子の唄、角兵衛獅子の唄、哀愁出船、哀愁波止場
・母さんギター、波止場だよ、お父つぁん、熱禱(いのり)