令和5年6月20日(火)午前10時から、1階広場で、「鬼平犯科帳 五月雨坊主」上映会を開催しました。
平成9年5月14日放送、中村吉右衛門、上田耕一、池波志乃、多岐川裕美他出演。
ある日、伊三次は、火付盗賊改めの人相書きも手掛ける絵師石田竹仙が、家の前で血まみれの男を引きずっているところを目撃する。
男は竹仙のことを九兵衛どんと呼び、長五郎にやられた、十日のおつとめは、だめだ、と謎の言葉を残し、死んでいった。
死んだ男は、明らかに盗賊の片割れだと思われた。
やがて、竹仙の描いた人相書きは、江戸中に潜む密偵たちに渡されたが、手応えはなかった。
そこで平蔵は、死んだ男が竹仙のことを、盗っ人一味の九兵衛という男と勘違いしたとみて、竹仙に自分の顔を描かせる。
ふたつの人相書きをもとに調べを進めると、万屋の下男長五郎という男が浮かんできた。
平蔵たちは十日のおつとめをにらみ、万屋を見張ったが、盗賊は現れなかった。
そんなある日、木村忠吾と番小屋の番太郎が長五郎を見張っているところに、お栄という女がやって来た。