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寿楽苑日記

ひばり野苑で、おはぎ作り

令和4年5月19日(木)午後2時30分から、ひばり野苑でおはぎ作りを行いました。
 
入居者様同士が一緒におはぎ作りをし、相互の関係を深めようと企画したものです。
炊き上がったばかりのもち米を、すり鉢の中へ移し、それを、すりこ木でつぶしていきます。
赤や、橙色などのバンダナを頭に巻き、ここからが腕に覚えのある入居者様の出番。
「こいがで、いいがけ」
「ちょっと大きいから、半分にしてくださいね」
 
「うん、わかったよ。なら、このくらいにするわ」
 
そして、あんこのおはぎから、作り始めます。
まるで、おはぎ作りのプロのような入居者様がいて、売り物のようなおはぎが、みるみるうちに出来上がっていきます。
「あんこ、手でつけていいがやろ」
「はい。でも、手袋つけてからやりましょうね」
 
なかには、作ったばかりのおはぎを、つまみ食いする入居者様も。
余程おいしかったのか、指をペロペロ、お皿もペロペロです。
「もうちょっと待ってください。皆さん一緒に食べたら、もっとおいしいですよ」
おはぎを全部作り終え、あんこ、きな粉、ごまと3種類のおはぎを入れた小皿を入居者様の前へ。
飲み物は、抹茶と緑茶などが準備してあります。
「これ、食べてもいいが」
「あれっ。なんておいしい、おはぎながいろ」
 
「今日は、こんなおいしいおはぎ食べられて、いかったわ」
「私、次におはぎ作るときも手伝うさかい、言うてね」
「おいしいし、楽しかった」と、入居者様に評判上々のおはぎ作りでした。

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