ひばり野苑で、「夕笛」上映会
ひばり野苑で、「夕笛」上映会
令和3年1月27日(水)午後2時10分から、ひばり野苑で、「夕笛」上映会を開催しました。
昭和42年封切の映画で、舟木一夫、松原智恵子、島田正吾、風見章子他が出演。
ある城下町の椿屋敷と呼ばれる家に、若菜という娘がいた。
若菜は、高校生の島村雄作が、椿屋敷の庭に咲く椿をもらいに来たことから、彼と知り合った。
椿屋敷は、もともと勇作の家だったのだが、成金になった若菜の父銀蔵が買い取ったのである。
東京へ出ようとした勇作は、若菜の兄の巻き添えで捕まり、若菜は、心すすまぬまま高須賀家へ嫁ぐことになった。
心労が重なった若菜は、目を悪くし、盲目に近い身になり、高須賀家を飛び出し、屋敷の焼け跡に暮らしはじめた。
雄作は、若菜の目が悪いことを知ると、ドイツ留学を棒にふり東京へ出て、若菜の目を治そうと決心した。
ところが、雄作が、若菜のもとへと急ぐ途中。
「若菜役の松原智恵子、入善のチューリップ大使やっとたが、覚えとるわ」
「若いころ、あんなにきれいやったがいね」
「舟木一夫も、いい男やったわ」などと。